5人組アイドル・Aぇ! groupの末澤誠也と草間リチャード敬太が20日、都内で行われたライブパフォーマンスショー『STOMP ストンプ』記者発表会に、ストンパーのフィリップ・バチェラー、ジャスミン・ジョイナー、ショーン・パーハム、アダム・バックリーとともに出席した。

『STOMP ストンプ』は、1991年にイギリスで初演を果たし、その後29年にわたるニューヨーク・オフブロードウェイでのロングラン上演をはじめ、世界53か国で1500万人以上の動員数を誇るライブパフォーマンスショー。8月20日?31日に東京国際フォーラムホールC、9月6日～7日に大阪・オリックス劇場で上演する。

　同ショーのスペシャルサポーターを務める2人は、意気込みを聞かれると、末澤は「僕たちもエンターテイナーとして刺激を受ける部分もたくさんあるので、よりたくさんの人に『STOMP ストンプ』の魅力を伝えられるように頑張っていきたいと思います」と声を弾ませ、草間は「『STOMP ストンプ』を通して、音、動きから得られる高揚感というものを伝えられたらなと思います」と力強く語った。

　また、『STOMP ストンプ』とAぇ! groupはダンスやリズム、音楽という共通点があるが、ダンスを好きになったきっかけを聞かれた草間は「僕は運動神経がめちゃくちゃ悪いんですけど、運動して褒められたことがなくて、その中でダンスは自由で、自分を表現する上で1番合っていて、初めて動きで褒められたのがダンスだったので、それがきっかけでダンスを始めました」と打ち明けた。

　さらに、ストンパー4人の生パフォーマンスを見て「すごすぎた」「ワクワクが止まらない」と大興奮した2人。ストンパーへの質問コーナーで末澤が「本番で『間違えた』とか、『次なんやったっけ？』みたいなのはないんですか？」と尋ねると、ショーンは「なまものですのでミスはつきものですが、それが舞台の醍醐味だと思います。完璧に出来上がったものを見たいのであれば映画を見に行ったり、録音された音楽を聞けばいいと思うんですけど、生の舞台というのは、それならではの面白さがあると思います。我々キャストはミスを『間違えた』ではなく、そこから新しいワクワクするものに変えることを得意としているので、“間違い”ではなくそこから“新しいアイデア”に結びつけています」と返答。

　これに末澤は「エンターテイナーとしてはめちゃくちゃ勉強になることやなと思いますね。ライブとかでミスしちゃうと『あっ』って思っちゃいがちですけど、そこから新たに生まれるものがあるというのは、すごく勉強になりますね」と目を輝かせた。