1週間前にはテレビ出演、38歳の命を奪う脳幹梗塞とは 四天王の卓也努力勝利さんが死去

お笑いコンビ・四天王の卓也努力勝利さんが14日、脳幹梗塞(のうかんこうそく)のため亡くなっていたことが19日に所属事務所の公式サイトで発表された。38歳だった。脳幹梗塞とは一体どういった病気なのか。

四天王の卓也努力勝利さん(右)が死去
四天王の卓也努力勝利さん(右)が死去

脳幹は延髄・橋・間脳・中脳で構成

 お笑いコンビ・四天王の卓也努力勝利さんが14日、脳幹梗塞(のうかんこうそく)のため亡くなっていたことが19日に所属事務所の公式サイトで発表された。38歳だった。脳幹梗塞とは一体どういった病気なのか。

 人間ドック予約サイト「マーソ」の公式サイトなどによると、脳幹は呼吸や循環動態・意識など、生命維持にとって必要不可欠な機能をコントロールしている臓器。延髄・橋・間脳・中脳で構成されている。

 脳幹梗塞は、脳幹という脳の一部にある血管が詰まってしまい、脳細胞に十分な酸素や栄養が届かなくなることで、脳の機能が障害される病気。死に至る可能性が高く、大変危険な病気とされている。

 また、脳梗塞は脳の広い範囲で起こりうるのに対し、脳幹梗塞は特定の場所(脳幹)に限定される点が違いと言われている。

 11日にはTBS系『水曜日のダウンタウン』の次世代リアクション王発掘トーナメントにも出演していた卓也努力勝利さん。その翌日の12日に所属事務所が体調不良で入院することを発表していたが、そこからわずか2日後の訃報だった。

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