TDSキャストだった野呂佳代、ピクサー『星つなぎのエリオ』声優に抜擢「涙が出てくるぐらい嬉しくて」
2025年8月1日に劇場公開されるディズニー&ピクサーの劇場最新作『星つなぎのエリオ』(原題:Elio)に、タレントで俳優の野呂佳代、お笑いコンビ・マユリカの中谷、声優の沢城みゆき、関智一、安原義人、子安武人の6人が出演することが19日に発表された。

コミュニバースを舞台にした感動の冒険譚に豪華声優陣が集結
2025年8月1日に劇場公開されるディズニー&ピクサーの劇場最新作『星つなぎのエリオ』(原題:Elio)に、タレントで俳優の野呂佳代、お笑いコンビ・マユリカの中谷、声優の沢城みゆき、関智一、安原義人、子安武人の6人が出演することが19日に発表された。
同作は宇宙が大好きで孤独を抱える少年・エリオが、さまざまな星の代表が集う“コミュニバース”に招かれ、孤独なエイリアンの少年グロードンと出会い、ありのままの自分を受け入れていく姿を描く感動のファンタジーアドベンチャー。
野呂が演じるのは、さまざまな星々の代表が集まる、星と星をつなぐ夢のような場所“コミュニバース”の案内係であり、ハイテクお助けコンピューターのウゥゥゥゥ。水のしずくのような液状フォルムを持ち、毒っ気のある発言を交えながらもエリオをサポートするキュートな存在だ。野呂は「めちゃくちゃ嬉しかったです。嬉しすぎて映画館で別作品の予告を見たときに、『私も声優をやるんだ』と思ったら勝手に涙が出てくるぐらい嬉しくて。もともとディズニーシーのキャストとして働いていたくらいディズニーが好きだったので、非常に感慨深いなと思いました」と喜びを語っている。また、物語については「二人の友情に涙してしまいました。二人とも色々な思いを抱えながら生きている中で、お互いを助ける愛のパワーみたいなものがすごく感覚的に自分にも伝わってくるものがあって。私も友達に助けられることが多いので、そういう部分を感じてとても心に響きました」と話した。
また、中谷が演じるのは、エリオの叔母・オルガの部下で無線オタクのメルマック。中谷は「まさかオーディションの話を聞いた時はドッキリだと思いました。僕だけじゃなくて、周りの人も喜んでくれるような、親とかにも喜んでもらえるから、そんなことあんねやっていう感じで驚きました。たぶん死ぬ前に思い出す人生の思い出の一つになるなと思いましたね」と驚きと喜びを語り、「メルマックのことを嫌いなやつおらへんやろっていう感じのキャラクターです。オーディションの話がなかったとしても、この映画の中で誰の役をやりたい? って言われたらメルマックを演じたいと言うぐらい、誰からも愛されるキャラクターです。物語の中で大事な役割もあるので、すごくおいしい役だなと思いました」とキャラクターへの愛着を明かした。
そのほか、関が演じるのは、コミュニバースの古参メンバーで、ファルービナム星の大使・ヘリックス。関は「コミュニバースの元老院の一人で、温かくも可愛らしいヘリックス大使を楽しみながら演じさせて頂きました。思いやりや優しさ、そして勇気、普遍的なメッセージを作品から感じ、収録しながらも胸が熱くなりました。皆様も是非お楽しみ下さい」と語っている。
また、沢城が演じるのは、コミュニバースの最高幹部の一人でゴーム星の大使・クエスタ。沢城は「この映画にはエイリアンがたくさん出てくるのですが、彼女はその一人(一エイリアン?)で、自分とは違う存在に興味しんしん! だったり、違うのはやっぱり怖いな…! と思ったり。なんだ私と変わらないんだな、と思いながら収録しました。もしかしたら、みんなそうなのかな。あなたは、どうですか…? 一人でも多くの人と、この映画を共有できますように」とコメントを寄せた。
さらに、安原は、テグメグ星の大使・テグメンを演じる。安原は「テーマは『出会い』。素晴らしいストーリー、絵、そして俳優達。私が足を引っ張らなければ、それはそれは、とてつもない名作が生まれたはず。期待してくださっても、後悔することはないはずです。劇場でお逢いしましょう」と語っている。
子安が演じるのは、平和を愛する大使のオーヴァが作成したユニバーサル・ユーザー・マニュアル。子安は「心温まるストーリーに思わず魅入ってしまい、仕事に来たんだということを忘れそうになりました(笑)私の出番は決して多くはありませんがコミカルさを含みつつの貴重な助言をする役です。皆さんの記憶に残ると幸いです。映画館へGIO! GO!」とユーモアを交えて語った。
公開に先がけて、野呂演じるウゥゥゥゥとエリオが出会う吹替版本編シーンも解禁された。一番の理解者だった両親を失い、孤独に生きるエリオがウゥゥゥゥと出会い、「やっぱり宇宙人も僕を探してくれてた! ほんとありがとう! 役に立てるように頑張る!」と声を弾ませ、ウゥゥゥゥが「お目にかかれて光栄です」とかわいくあいさつ。これから壮大なエリオの物語の始まりを予感させ、期待が高まるシーンとなっている。
