歌手の奥田民生、吉川晃司からなるユニットOoochie Koochie（オーチーコーチー）が17日、都内で開催された広島県新大型プロジェクト「OK!!　広島（おいしいけぇ、ひろしま）」の記者発表会に登壇。初対面時を回顧した。

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　広島県は、G7広島サミット（2023年開催）を機に「おいしい！　広島プロジェクト」を推進。この日発表された同大型プロジェクトの応援団長には、広島県出身の奥田と吉川が就任し、ひろしまブランドのさらなる強化、観光消費額の拡大を図る。

　ステージに登場した奥田は「最近、広島と関わることが増えている。衣装もいつもと違ういいやつを着させていただいている（笑）」と笑い、「『頑張らんと！』と思っています。広島のためにね。よろしくお願いします」と意気込んだ。吉川は「還暦をそろそろ迎えますが……」と切り出すと、奥田に「あんたはもう迎えたね。還暦の気分は？」と問いかけた。奥田は「忙しいよ。還暦ってこんなに仕事増えるん？」と返すと、これに吉川は「わしらが仕事を増やしたところはあるね。まあ、いろいろなことを頑張っていきましょう」とまとめた。

　同大型プロジェクトの応援団に就任したということで、意気込みを求められると、吉川は「故郷を盛り上げることに関われるってのは、大変光栄に思っています。ありがとうございます。ビシッとふんどしを締め直して、楽しみたいと思っています」と笑顔を見せた。

　2人は、同郷で同い年ということもあり、初対面時の印象が飛び出す場面もあった。奥田は「人見知り」とのことで、吉川が「初めて会った時（距離が）遠いのよ」と明かすと、奥田は「高校の時ね。でも、そりゃ怖いからよ！」ときっぱり。これに、吉川は「皆さん誤解ですからね。爽やかなアスリートだったんですから」と報道陣に呼びかけた。

　そして、2人は2025年で還暦を迎える。60代の目標を尋ねられた奥田は「目標ないです」と言い、「今、2人でやっているこれ（ユニット）を無事に、けんかなく終わらせたい。（吉川の）前のユニットみたいにならないように（笑）。それだけ気をつけたい」と冗談を交えて話し笑わせ、「70歳くらいまでこのまましゅるしゅるいこうと思う」と飄々としていた。