Kis-My-Ft2の千賀健永、俳優の宮本茉由、木村了が7月7日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』（月曜午後11時6分）に出演することが16日、発表された。

　原作は、各電子書店で第1位、電子コミックとしては驚異の200万部を誇る大人気作、原作・タナカトモ氏、作画・ひらいはっち氏『レプリカ 元妻の復讐』（ゼノンコミックス／コアミックス）。子どもの頃から自分を虐め続け、さらには夫も奪った因縁の相手への復讐を誓い、顔も名前も捨て、「伊藤すみれ」として生まれ変わり、奪われた人生を奪い返す、痛快無比な「整形復讐」エンターテインメントをドラマ化。

　本作の主演で、整形し顔を変え別人になりすましてでも復讐していく、＜整形前＞藤村葵と、＜整形後＞の伊藤すみれのヒロイン二役をトリンドル玲奈が演じることは既報のとおりとなるが、この度、すみれ（葵）の復讐劇に巻き込まれていく、一癖も二癖もある共演者が発表された。

　すみれ（葵）の幼なじみで桔平の妻。欲望に忠実で、他人を支配し操ることに快感を覚える。すべてを奪った因縁の女・花梨役に宮本。優しさの裏に優柔不断さを抱え、流されるままに人を傷つけてしまう花梨の夫ですみれ（葵)の元夫・桔平役に木村。心を見抜くバーテンダーで、すみれ（葵）の復讐に興味を持ち接近するが、その動機や過去には謎が多い謎めいたバーテンダー・ミライ役を千賀が演じる。

　さらに、ドラマの世界観を象徴するオープニングテーマはKis-My-Ft2『CHEAT』に決定。千賀は「Kis-My-Ft2の楽曲をOPテーマに選んでいただき、光栄に思います。この曲の世界観と歌詞が、ドラマと綺麗にリンクしていてピッタリなので、早くオンエアで『CHEAT』を聴きたいです」とコメントした。

　以下、コメント全文

○宮本茉由

――本作のオファーを受けた時のご感想、脚本を読んでみての感想を聞かせてください。

「ここまでの悪役をいただけるのは初めてだったので自分にできるのか？　という不安とやってみたい！　という期待でいっぱいでした。復讐に復讐を重ねるといいますか、ある種、最初の花梨がすみれ（葵）をいじめてるシーンは花梨にとっては今までなんでも1番だった自分に勉強で勝ったすみれ（葵）に対する復讐だったのかなと思ったり。なんだか考えれば考えるほど一人一人のキャラクターも色んな過去や闇があって。そんなことを想像しながら台本を読んでいてとても面白かったです」

――演じる役どころと、役作りの中で心がけていることを聞かせてください。

「花梨はいつでも自分が1番でいたくて、自分の欲求に素直。その欲求を叶えるためなら人を傷つけることもいとわない、ザ・スクールカーストトップな女の子です。とにかく自分に自信はあるけど、みんなに認められたい！　1番であることをわかって欲しい！っていう欲求がすごくあるから、表情だったり話し方だったり、動き方もすごく大事だと思います。あとは悪役ですが、自分が好きな人に対してはピュアな部分があったり、よくみてほしいという気持ちもあるので、そういう人間らしい部分も大切に表現できたらなと思っています」

――撮影現場の様子はいかがですか。

「内容はドロドロですが、本当に現場は楽しく和気藹々と撮影させていただけています！　トリンドルさんのお顔が美しすぎて、ひどい言葉をはくのが毎回すごく苦しくなるのですが…いつも本気で引っ張って大丈夫だよとかビンタするシーンでも本気でビンタして大丈夫だからね！　と優しく話してくださってありがたいです。。涙」

――この作品を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

「とにかく登場人物たちのキャラクターがとても濃く、色んなことが起きるので楽しみにしていただきたいです！　見応えいっぱいあると思います！　この暑い夏を“すみれ（葵）と花梨”の壮絶な戦いをみてヒヤッとしていただけたら嬉しいです！」

○木村了

――本作のオファーを受けた時のご感想、脚本を読んでみての感想を聞かせてください。

「なかなかに壮絶な復讐劇だなと感じました。そして、僕が演じる桔平のクズっぷりというか、ダメ男っぷりは脚本を読み進めても好きになれない役でした。ですが、純粋に演じてみたら面白いんじゃないかと思いながら演じさせて頂いてます」

――演じられる役どころと、役作りの中で心がけていることを聞かせてください。

「すみれ（葵）とのやり取りに嘘がないように、現場では常に桔平として自然体であり続ける事を心がけています」

――撮影現場の様子はいかがですか。

「主演のトリンドルさんが兎に角明るい方なので、現場は明るい雰囲気に満たされています。まだまだ撮影は続きますが、暑さにバテない様、体調管理に気をつけて頑張ります」

――この作品を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

「ノンストップで展開していく復讐劇を楽しみにしていて下さい。そして、僕が演じる藤村桔平の悪意の無いダメクズ男もお楽しみに」

○千賀健永

――本作のオファーを受けた時のご感想、脚本を読んでみての感想を聞かせてください。

「本を読んだ時に、復讐をテーマにしたドラマがたくさんある中でも、その感情にリアリティーがあり、復讐の計画内容も巧妙で、謎解きのようなワクワクとバレるかバレないかのスリリング感も味わえる素敵なドラマだなと思い、是非お受けしたいと思いました」

――演じられる役どころと、役作りの中で心がけていることを聞かせてください。

「桐谷ミライというバーテンダーの役を務めさせていただきます。ミライの過去に繋がる謎めいた人間性を前半では演じられたら嬉しいなと思います。今まで特殊な役を演じさせていただく事が多かったですが、今回のような立ち位置としては、シンプルな役を演じるのは新鮮なので、是非やってみたいと思いました」

――撮影現場の様子はいかがですか。

「撮影が始まったばかりですが、驚くほど空気感が明るく柔らかく出来上がっていて、緊張感なく参加できています。トリンドルさんの明るさが現場を明るくしてくれている印象でした」

――この作品を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

「冒頭でもお話ししましたが、復讐ドラマの中でも憎しみの感情にリアリティーがあり、計画を考えるすみれ（葵）の熱量とその巧妙さ、その計画がうまくいくのかいかないのか？　そのスリリングを楽しんで欲しいです。気がついたら自分がすみれ（葵）になって見てしまうくらい没入感のあるドラマなので是非ご覧下さい」