サッカー日本代表・中村敬斗、凱旋イベントで神対応連発 初フォトブックは「満足いく出来栄えです」
サッカー日本代表の中村敬斗が15日、都内で行われたフォトブック『Naturalナチュラル』(双葉社)の出版記念イベントに登壇。日本凱旋イベントで神対応を連発した。

「僕のことを知らない人にも読んでいただきたい」
サッカー日本代表の中村敬斗が15日、都内で行われたフォトブック『Naturalナチュラル』(双葉社)の出版記念イベントに登壇。日本凱旋イベントで神対応を連発した。
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自身初のフォトブックは、フランスの自宅や街角で撮り下ろした24歳のプライベート写真、トレーニング中の鍛え抜かれた肉体、日本代表や海外リーグでの未公開プレー写真、幼少期から青年時代の貴重な写真、計222枚を収録。4月24日の情報解禁日に、楽天ブックス総合ランキングで1位を記録した。
イベント会場の客席は、ほぼ女性ファンで埋め尽くされ、セットアップ姿で登壇した中村は、緊張気味にあいさつ。「2年間かけて作ったので、僕も満足いく出来栄えです。できるだけ多くの方、僕のことを知らない人にも読んでいただきたいです」とアピールした。
掲載された写真に関するクイズコーナーでは、中村がその場で写真パネルにサインを入れて正解者にプレゼント。子どもを連れた来場者がクイズに正解すると、サッカーを始めた5歳のちびっ子ファンに「いつか一緒に日本代表のピッチに立てるように頑張ってほしいです」とエールを送った。
質問コーナーでは、中村の背番号が付いたユニフォームを着た男の子が、「サッカーと映画はどうしたら上達できますか?」と質問。中村は「サッカーも語学も毎日少しでもいいので、成長できるよう目標をたててコツコツやり続けることが次の日、未来へつながると思います」とアドバイスした。
仕事でプレッシャーを感じている女性が「強い心を持ちたい。ストレス解消法、メンタルのコントロールの仕方はありますか?」と悩みを打ち明けると、「僕は点を取れないときは、サッカー以外のことを考えて、リラックスするためにオフを充実させるようにしている。オフが大事だと海外に行って感じました」と真剣に自身の考えを伝えた。
おしゃれなピアスを披露すると、スマートフォンのカメラを構えたファンが一斉にシャッターをきる場面も。お渡し会でも1人ひとりにやさしく声をかけ会話を楽しみ、大盛況のまま凱旋イベントは幕を閉じた。
囲み取材には、黒のスーツに着替えて登場。改めてフォトブックの発売を受け、「アジア最終予選も勝ってワールドカップへの出場が決まるタイミングだったので、自分を見つめ直すというか、自分自身のルーツを振り返って初心に帰るという気持ちになれた。またこれから、もっともっと頑張ろうという気持ちでいっぱいです」と心境の変化を明かした。
中村は、サッカー日本代表として54年ぶりにデビュー6試合で6得点を記録。欧州5大リーグで日本人初となる5試合連続ゴール後、フランス1部リーグで日本人初となる2ケタ得点を記録し、「シュートの魔術師」と呼ばれている。
