格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(14日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ／ABEMA PPVで全試合生中継）第2試合、RIZINキックボクシングルール：3分×3R（55.0キロ）

　第2試合は、BreakingDownファイターのとしぞう（29＝サイガジム）が鵜澤悠也（29＝RIKI GYM）に0-3の判定で敗戦した。試合後の会見に臨んだとしぞうは、涙声で心境を語った。

　悲願の地元・北海道でのRIZINの舞台だったが、力を出しきれなかった。会見に臨んだとしぞうは約20秒間沈黙。「格闘技やってきて、こういう内容になってしまったのが悔しいです」と声を絞り出した。「自分自身やってきたこととか、自分ってあのレベルしか出せないんだとか、自分ってあのレベルなんだっていうのは、もちろん世間のみんなは言ってましたけど、自分には期待してたんでそれが悔しい」と振り返った。何度もタオルで顔を覆い、目からは涙がこぼれていた。

「（準備してきたことは）8割ぐらい出せたかなとは思ってて、やっぱり突き詰めれなかったっていうのが自分の中で課題かなと思った。スパーリングとかやってて感触は良かったんで、今回いけるなという自信がすごいあった」と準備段階に後悔はないと語り、最後は「格闘技で悔しい思いをしたので格闘技で晴らしたいです」と前を見据えていた。