俳優の庄司浩平が、都内で行われたテレビ東京系連続ドラマ『40までにしたい10のこと』（7月4日スタート、金曜深夜0時12分）の記者会見に、共演の風間俊介と共に出席した。

　本作は、BL（ボーイズラブ）ジャンルで活躍中の漫画家マミタによる人気漫画を実写ドラマ化。風間演じる40歳目前の上司・十条雀が、庄司扮する10歳年下の部下・田中慶司と、秘密の「やりたいことリスト」を一緒に叶えていくリーマンBLとなっている。

　オーディションで慶司役を獲得したという庄司は「役を与えていただいてとても嬉しい気持ちでした」と語ると、「原作を読んだ時、慶司は、人の優しいところに気づける温かい人間だと思ったので、僕自身も、人にいいところを見つけるように意識しました」と役へのアプローチ方法を明かした。

　庄司と言えば、2020年放送の特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』で、追加戦士のクリスタリア宝路/キラメイシルバーを、そして2024年から放送の特撮ドラマ『仮面ライダーガヴ』でグラニュート・ラーゲ9/仮面ライダーヴラムを演じ注目を集めているが、作品タイトルにちなみ「〇〇歳までにしたいこと」というテーマでトークが展開すると「僕は語学を勉強するのが割と好きなのですが、英語はもう大丈夫かなと思っているんです。今はフランス語や中国語をやっているので、どこの国でもいいから海外にずっといられる作品に参加したいと思っています」と回答。

　風間は「いつぐらいまでに？」と海外進出について質問すると、庄司は「今25歳なので、10年以内にはかなえたいですね」と答えると、風間は「ハリウッド？」とさらに質問。庄司は「そうですね……」と野望を明かしていた。

　撮影はとても和やかな雰囲気で行われたという。庄司は風間を「鷹の目ポジティブ兄貴」と称すると「本当に風間さんは視野が広い方。オンの時はもちろん、カメラが回っていないときでも、録音部さん、照明部さん、広報の方など、具体を持ってポジティブな言葉を投げかけてくださる。僕自身も素敵な言葉をたくさんいただき、力を与えてくださいました。撮影はタイトで身体的に疲れることはあっても、心が元気でいられるのは、風間さんが現場全体にポジティブな力をもたらせてくださっているからです」と感謝を述べていた。