俳優の斉藤由貴・南野陽子・浅香唯が7日、都内で行われた「スケバン刑事フェスティバル in さよなら 丸の内TOEI」に出席した。主人公・麻宮サキを演じた歴代の3人が、シリーズ関連の上映イベントで勢揃いするのは初となる。

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　1980年代に熱狂的な人気を誇ったアクション学園ドラマ『スケバン刑事』テレビシリーズ。今回のイベントでは『スケバン刑事』（85年）で初代・麻宮サキを演じた斉藤、『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』（85年）で2代目を演じた南野、『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』（86年）で3代目を演じた浅香の登壇が実現した。

　3人の集結が実現した心境を尋ねられた斉藤は「私自身、2人とご一緒にステージに立つ日が40年後に来るなんて、夢にも思わなかった。本当に私自身、ワクワクしています」とニッコリ。

　南野は「皆さん、こんにちは。麻宮サキです！」とあいさつ。「本当に40年という時をへて、こうやって皆で会えて、すごくワクワクしています。当時はなかなか3人とも、同じ役ですけれど、時期が違ったので会うこととかはなかなかなかった。なので、40年経って、こんな素敵な時間が持てるかと思う、本当に嬉しく思っています」とほほ笑んだ。

　浅香は「皆さん、こんにちは。風間唯です」とニッコリ。「私が、初代、そして2代目に続いて3代目をやらせていただくということで、当時大変なプレッシャーでした！」と述懐。「その方々とこうして同じ壇上に並ばせていただく日が来るのは本当に感慨深い。大変光栄で、うれしいです」と喜びを吐露した。

　会場では、3人がスケバン刑事の必須アイテム「ヨーヨー」を手にして決め台詞を言い、詰めかけたファンの歓声を浴びた。また『スケバン刑事』テレビシリーズ3作がHDリマスター版Blu-rayとして、順次発売されることが発表された。

　1960年に開館した「丸の内TOEI」は2025年7月27日に閉館予定。「さよなら 丸の内TOEI」と題し、各種記念イベントを実施している。