EXITは「今年解散予定だった」 兼近のリアルな“コンビ仲”赤裸々告白に同期芸人「マジで?」連発
EXITの兼近大樹が5日、ABC『やすとものいたって真剣です』(木曜午後11時17分)に出演。りんたろー。とのコンビが今年解散予定だったと明かした。本音で語り合う『劇場合間メシ』のコーナーで、同期のダブルヒガシ・大東翔生に打ち明けた。

ABC『やすとものいたって真剣です』で同期のダブルヒガシ・大東翔生
EXITの兼近大樹が5日、ABC『やすとものいたって真剣です』(木曜午後11時17分)に出演。りんたろー。とのコンビが今年解散予定だったと明かした。本音で語り合う『劇場合間メシ』のコーナーで、同期のダブルヒガシ・大東翔生に打ち明けた。
相方・東良介と1度ももめたことがないという大東に対し、兼近は「オレ泣かしたことあるよ。相方であり、先輩なのに。ひどいこと言いすぎて。(りんたろー。は)『それ言ったら終わりじゃん』って。(相方の)嫁も泣かしたことあるし」と告白。「仕事のことで『解散しよう』って言っちゃって。3年前ぐらい。(相方の)嫁が『子ども作れない。終わった』みたいに泣き崩れて。イヤな思いメッチャさせちゃった。わがままで。反省してる」と口にした。
大東が解散回避の理由について聞くと、兼近は「今年、解散予定だったのね、本来」と衝撃告白。大東が驚く中、兼近は「今年の1月に『やっぱずっとやりましょうか』ってオレから」と明かした。大東が、解散を切り出したときには解決しないままだったのかと確認すると、兼近は「ずっと進んでて、『今年いよいよ解散だね』ってなってて」と明かした。解散しようとした理由については「お笑いずっとやって、食っていけないんじゃないかと思った。賞レースも獲ってないし、結果を残してないから。テレビタレントとしてだったら、もしかしたら食っていけるかもしれないけど」と説明した。
大東が「コンビでおる必要ないやんって?」と聞くと、「そういうこと」と肯定。「だから、この2年間は『相方がタレントとしてやっていけるように』って、りんたろー。さんだけずっと働いてたのよ。ピンの仕事を増やして」と解散後を見据えた戦略だったと明かした。「今年に入って、劇場とかもいっぱい出さしてもらってるし、去年も『学園祭キング』になってるのよ。『これ、両立できんじゃねえか?』みたいにふと思って。(定期的に)劇場にも呼んでいただけるから、『これがもし続くんだったらいけるかあ』みたいになって。(相方に)『ちょっとやりましょか』って言った。(りんたろー。は)『おお、いいよ。全然いいよ』って」とコンビ継続決定時を回想した。
大東から「結局、基礎には漫才があんねん。兼近の中でネタがあるんや。舞台に出ときたい」と指摘されると、「そうそう。『(職業)何?』って言われたときに『テレビタレントです』って言いにくい。いつ出られるかわからないし。知られてるから出てるみたいに。肩書き『お笑い芸人です』って言えてれば仕事じゃん」と返した。
EXITは2019年に大ブレーク。働き方改革前で、忙しすぎて心が壊れたという。ピーク時について「『これしたかったから芸人になったわけじゃないしな』って。もめて、飛んだりしようとして、連絡無視とか。『出ませんよ』とか」と回想。大東は「マジで?」を連発した。ワイプで3時間座っている特番仕事の依頼に「『じゃあ、きょう出ないです』って。病んでた。『ワイプなんて意味ないでしょう。じゃあ、オレ別撮りで家で撮るんで、それ送ります』とか」と問題発言を繰り返していたと振り返った。
「後日、大人の人がいっぱい楽屋入って来て『すいません。今日もワイプなんですが、出ていただけますでしょうか?』みたいな。それでやっと『オレ、ヤバい人になってるかも』って。『ハイパーめんどいタレントになってるなって気づいて。それやめよう』と思って」と改心したとした。約2年間、テレビ出演に時間を割かれ、漫才ができなくなってきていたといい「それがストレスで。本業なに? みたいなので、相方ともめて」と言うと、「『本業漫才で、それの宣伝でテレビ出てる』ってオレは思ってたの。1年目のときから」と明かした。
大東が最近は劇場でEXITとよく会うとし、「いまメッチャ楽しい?」と聞くと、兼近は「いま最高だね」と即答した。
兼近は、一気に売れるまでの流れを「予定通り」だったと発言。ネタの概要を相方に提示し、平場のスタンスとコンビの関係性も伝えると、思い描いた通りに人気を得たとし「オレが一番びっくりした。全部本当になるから」と笑った。「天才やん」と称賛した大東が将来的な東京進出への希望を明かすと、兼近は大歓迎した。
「とりあえず決勝の景色を芸人として、(そこに)立って、そこでやっと一人前って。自分のこと認められるかなっていうのが1個ある」と賞レースへの貪欲な姿勢も見せた兼近。「知名度がつくとともにお笑いファンから嫌われていくのよ。それが悔しくて。お笑い広めるためにずっとテレビ出てたから、お笑い好きから嫌われるんだったら何してんの?ってなる」とジレンマを明かしつつ、「人気なんてなくなっていくもんじゃない。年取って行くと」と冷静に分析。現在も応援してくれる人たちを「純烈のファンみたい」と表現し「『この先、きっとこの人たちと生きていくんだろうな』って」と笑顔を見せた。
