お笑いトリオ・我が家の坪倉由幸が26日、月曜レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす!』（月～木曜午後10時）に出演。嵐が来春に予定するコンサートツアーを最後にグループとしての活動を休止すると発表したことについてコメントした。

　坪倉はかつてフジテレビ系『VS嵐』に出演した際の裏話を披露。「ボウリングのピンが100本並んでんのよ。それ倒して、何本倒れたかで勝負すんだけど。倒れて次のチームに行くときに、倒れたピンを、100本倒れなくても70本とか80本とか倒れてるわけじゃん。それを嵐の5人が全員で行って直してたの」と振り返った。

「ええ！」という驚きの声が上がる中、坪倉は「びっくりした。スタッフさんはもちろんいるけど、嵐のみんなも行って、一緒に。ゲストの方にはさせずに。あれ『すごい人たちですねぇ』と思って。それも楽しそうにやってたから。それオンエアでは映んないところだから。演者、スタッフと一丸で作ってるなあっていう感じが」とメンバーの人柄に触れた。

「（収録が）楽しかったもんね。やっぱり。観客がファンの方だけど、たぶんファンクラブの方とかだろうけど、すごい盛り上げてくれるし。嵐のファンだけど、嵐だけを応援するんじゃなくて、番組全体を盛り上げてるって感じで、愛されてるなあっていう感じは思い出に残ってる」と回想。

「5人のバランスもすごいしね。ニノ（二宮和也）がしっかり芸人さんをいじってくれる。いじられの1人をうまくいじってくれて、ウチだと杉山（裕之）をブタ扱いしてくれて、ちゃんとやってくれるのよ。櫻井（翔）君はちゃんと進行してくれて。松（本）潤はスターでみたいな。すごい5人です。完ぺきですよ」と絶賛した。

　また、嵐の後輩、Kis-My-Ft2・二階堂高嗣は「バックとかもつかせていただいたし、番組でも何度か共演もあるけど。松本潤さんが演出を担当した『WE ARE!』っていう全タレントが集まったライブがあって、そのときにキスマイのコーナーももちろん見てくれて。ステージ下からポップアップっていって、ジャンプアップして上がってくるところで『FIRE BEAT』って曲なんだけど。上がるタイミングをいつも自分たちのライブでやるタイミングにしてたんですよ。でも、松本さん的には『そこの音より、もっと後ろの音で飛んだ方が気持ちよくない？』って言われて。そこの音で飛んだことないのに。『えっ、そっちの音の方が気持ちいいのかな』と話してて」とエピソードを披露した。

「（松潤は）『見てるこっちはそこの音がすごく抜けてくるから、そこでジャンプアップしてほしいな』って。そういう演出とか見せ方の勉強はさせてもらった」と告白。感覚が全然違うとし、「自分たちでは今までの音の方が飛ぶタイミングは気持ちいいけど、『見てる人からしたら、もうちょい後ろの音の方が聞こえてくるけど』みたいな。『そっちにしていい？』って言われて『もちろん』（って）。自分たちのライブでも『今までのタイミングをもうちょっと見直してみようかな』って。（それ）きっかけで」と明かした。坪倉が「ニカちゃんは演出とかもするから」と言うと、二階堂は「勉強になりました」と感謝した。