武豊、過去6度の日本ダービー制覇も「まだ足りない」 今年も騎乗「7勝目頑張ります」
JRAジョッキーの武豊が26日、都内で行われた「第92回 日本ダービーPR発表会」にJRA年間プロモーションキャラクターの見上愛、竹内涼真と共に出席した。

「第92回 日本ダービーPR発表会」
JRAジョッキーの武豊が26日、都内で行われた「第92回 日本ダービーPR発表会」にJRA年間プロモーションキャラクターの見上愛、竹内涼真と共に出席した。
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今年で92回目を迎える日本ダービー。JRA通算勝利4500勝以上を数えるジョッキー界のレジェンドである武は、これまで日本ダービーでは、1998年のスペシャルウィーク以来、アドマイヤベガ(1999年)、タニノギムレット(2002年)、ディープインパクト(2005年)、キズナ(2013年)、ドウデュース(2022年)と、前人未到の6勝をあげている。
この日は、武が勝利した日本ダービーのゴール前のシーンが映し出される。武は「それぞれ本当に思い入れが強い。自分のなかでは大きなレース」と思いが強いことを明かすと、最初に勝ったスペシャルウィークについて「子どものころから騎手になりたくて、ダービーを勝ちたいと思っていたので、騎手になって10~11年目だったのですが、とても長く感じました」と振り返る。
さらに武はディープインパクトについて「走っているというよりは、サーっと飛んでいる感じ。まるで羽根が生えているような感じでした」と語ると、すでに6回も勝利しているが「まだ足りないです」とレジェンドらしい言葉を発していた。
父子3代に渡る日本ダービー制覇は、まだ一度も成し遂げられていない。今年は皐月賞5着のサトノシャイニングで参戦予定。祖父ディープインパクト、父キズナ、そして本馬と父子3代ダービー制覇の偉業に挑む。武は「ダービーというのは我々にとって特別。長くジョッキーをやっていますが、ダービーがあるから頑張れる。今年も騎乗できることが決まって、いまはワクワクしています。7勝目頑張ります」と語っていた。
イベントには司会を務めたお笑いコンビTIMのレッド吉田、ゴルゴ松本も参加した。
