ミルクボーイ、閉館決定のよしもと祇園花月に言及 相性の良さに感慨「ウケるし、ホーム感」
2019年M-1王者のミルクボーイが20日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(火曜正午)に出演。8月18日での閉館が発表された京都市のよしもと祇園花月について思い出を語った。

8月18日をもって閉館
2019年M-1王者のミルクボーイが20日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(火曜正午)に出演。8月18日での閉館が発表された京都市のよしもと祇園花月について思い出を語った。
内海崇は「8月でってもうすぐやもんな。お世話になったよ、祇園花月。2011年(開場)か。14年? もっと前の気がするな。できたての時から前説で行ってたもんね」とコメント。駒場が「前説で行ったもんな」と続くと、内海が「前説だけして帰るみたいな。帰るか最後までおるか迷ったよね。NGK(大阪・なんばグランド花月)とか(の前説仕事)では最後までおったよな」と言うと、駒場は「普通に師匠(クラス)の出番まで見たいしな」と同意。内海は「祇園花月は帰ってたっていう。前説だけして」と笑いながら明かした。
駒場は「劇場の奥の奥にパイプイス2個あって、そこで前説の人は座って待っとくな」と言い、内海は「暗いのよ。(携帯電話の)電波も入らんかったしね。そこで着替えて、イスに服乗せて」と振り返った。ABC・澤田有也佳アナウンサーから「居場所はそこ?」と確認すると、内海は「うん。でも、2ステ(ージ)とかある時は先輩とかがご飯に前説の子を誘ってくれて」と若手時代を思い返した。
劇場との相性が良かったという。駒場は「ウケるしね。俺らはなんか。ホーム感。まあ、M-1の思い出が強いけど」と口にし、「ずっとM-1の予選は祇園花月で受けるようにしてたし」と発言。「そうそう」と肯定した内海は、M-1大阪3回戦の日程が3日間で大阪・なんばのよしもと漫才劇場2日間と祇園花月だったと説明。「漫才劇場はウケへんというか、人気者がウケる時代やったからね」と言うと、駒場は「こっちがひねくれて、『マンゲキじゃウケへん。祇園や、祇園や』って。どうやっても祇園に行くっていう」と回想した。
内海は「2017年から3回戦は一応、ウケてたよね」と明かしつつ、「そのまま勢いで準々(決勝)行ったら、めっちゃスベるっていう。『あれ? あかんのか、あんなに祇園でウケたのに』(って)」と話した。当時について、内海は「何とかスケジュール(を)ウソついて、(3回戦を)祇園にしてたよ」と言い、駒場も「別に俺ら何もないのにな。『祇園の日しか空いてないことにしよう』って」と同意した。
内海は閉館についてネットの反応を見たとし「ホンマに言うてたで。(6年前に)来てくれた人がおったみたいで『祇園花月、何回も行ってるけど、一番ウケてたのは2019年のM-1(グランプリ)3回戦、ミルクボーイ。コーンフレーク(ネタ)。ホンマに言うてた』とアピール。直後に「ホンマにそうやったなって。舞台上から(自分で)も思ったけど、座って見てる人からしても思ったやろうな」と自賛し、駒場も「そうやな。あれは」と共感した。
内海は「M-1の去年できた(公式)本があったやんか。あれでスタッフさんが言うてたもん。『天井からすすが(落ちて来た)。笑いすぎて、揺れすぎて』って。俺らは冗談で『屋根が吹っ飛んだ』とか『(屋根が)1回浮いた』とか(言ってた)。(でも)ホンマにスタッフさんが『揺れすぎて、天井からすすが落ちて来た。後にも先にもあれはないです』って。そんなウソつく? スタッフさん。揺れたんやと思うねん。ホンマに(ウケた)震動で」と自信満々でコメント。駒場は「祇園が汚すぎたっていう」とボケた。
澤田アナが「そうなると、より思い入れのある」と言うと、内海は「確かにな。そやな」と同調。澤田アナが「寂しさもありますね?」と聞くと、内海は「あるねえ」と返した。出番前後に近隣の八坂神社に参ったり、祇園の街を歩いたり、祇園祭を見たりと思い出も数多いとした2人。最後に「ありがとうございました。祇園花月」と感謝した。
