松山ケンイチ、ウイスキーは「ストレート」派 日本初上陸の一品を試飲「混ぜるのがもったいない」

俳優の松山ケンイチが20日、都内で行われた『JACK DANIEL’S THE EXCLUSIVE MOMENT』に出席した。

イベントに出席した松山ケンイチ【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した松山ケンイチ【写真:ENCOUNT編集部】

皮と日本の伝統芸能とのコラボに注力

 俳優の松山ケンイチが20日、都内で行われた『JACK DANIEL’S THE EXCLUSIVE MOMENT』に出席した。

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 テネシーウイスキーの代名詞と言われるジャックダニエル「Jack Daniel’s 10 Years Old」の100年以上ぶりの復刻、そして日本上陸を記念して行われた本イベント。

 松山は、獣肉は活用されても獣皮が無駄になっている現状を知り、環境に優しい方法で皮革化して活用する取り組みを行うライフスタイルブランド「momiji(モミジ)」のクリエイティブディレクターを務めている。

 松山は「僕は田舎に住んでいるのですが、全国の畑で野生動物により、農林被害が出ています。そのために自治体が捕獲事業をやっているのですが、廃棄されることがほとんどなんです。廃棄するにもコストがかかるので、マイナスをプラスに変えるために、利活用するためにこのプロジェクトを立ち上げたんです」と説明する。

 モノづくりをする上で大切にすることを聞かれた松山は「僕は鹿皮をメインにやっているのですが、駆除された動物の皮がなぜ捨てられてしまうんだろうというのが最初の疑問でした。モノづくりって『何でこうなるんだろう』というところから始まっていくのかなと思うんです」と語ると「それをどうしていったらいいのか試していく。そして丁寧に伝えていくコミュニケーションが大切かなと思います」と持論を展開した。

 いま情熱を持って行っているプロダクトについて松山は「皮と日本にある伝統工芸をどう組み合わせて新しい表現が生まれるのかを行っています」と語ると「いま全国の職人さんと話をしています」と未来に思いをはせていた。

 この日は、日本初上陸となった「Jack Daniel’s 10 Years Old」を試飲した松山。「僕はストレートですね。混ぜるのがもったいない」とテイスティングを行うと「匂いは甘みを感じるのですが、飲み味は辛味がする」と感想を述べていた。

「Jack Daniel’s 10 Years Old」は、ジャックダニエル蒸溜所で1900年代初頭に誕生した10年熟成テネシーウイスキーを現代に再現。ジャックダニエルならではの“チャコール・メローイング製法”と2段階処理を施した自社製ホワイトオークの新樽を使用。成熟過程では、バレルハウスの上層階から下層階へ移す手法で、長期熟成ならではの奥行きある香と味わいを実現している。

 イベントにはブラウンフォーマンジャパン株式会社・代表取締役アーロン・J・マーティン氏、ジャックダニエルマスターディスティラーのクリス・フレッチャー氏も参加した。

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