NHK連続テレビ小説『あんぱん』（月～土曜午前８時）の第37回が20日に放送され、主人公のぶ（今田美桜）が父のことを知っている若松次郎（中島歩）と人生初のお見合いする様子が描かれた。一方、終盤には朝田家にある報せが届く展開があった。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

『あんぱん』の第37回ではのぶが船の機関士の次郎と人生初のお見合いをした。のぶの父を知る次郎は父の帽子の話をするなど、のぶにとって楽しい時間となった様子。だが、のぶはまだ結婚する気がないと伝え、次郎も１年のうち、ほとんど海の上のため結婚の必要性を感じないと正直に話す様子もあった。

　一方、終盤には、豪（細田佳央太）に関するある報せが朝田家に届いた。届けた人物は「このたびは、まことにご愁傷さまです」と言い、釜次（吉田鋼太郎）は報せを見て「豪よー、ああー」と叫び、泣き崩れる姿が描かれた。ラストシーンは異変を感じた蘭子（河合優実）が、釜次のそばに行き、その報せに目に向けるシーンだった。

　SNSでは「やめて」「嫌だ」「あー」「うそだろ」「マジか」「つらい」「号泣」「残酷」「信じない」「最悪だ」「悲し過ぎる」という悲痛な声であふれた。

　作品は俳優・今田美桜が主人公・朝田のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに、苦難に面しても夢を忘れず荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでの愛と勇気の物語。