カンヌ映画祭で倒木事故 負傷の映画『見はらし世代』製作スタッフ、現在は容態安定
「第78回カンヌ国際映画祭」において発生した倒木事故により、映画『見はらし世代』関係者が負傷した件について、本作の共同製作会社である株式会社シグロおよび株式会社レプロエンタテインメントが19日、声明を発表した。負傷した製作プロデューサーは、現在は容態は安定しているという。

クロワゼット通りビーチ沿いの歩道を移動中に発生
「第78回カンヌ国際映画祭」において発生した倒木事故により、映画『見はらし世代』関係者が負傷した件について、本作の共同製作会社である株式会社シグロおよび株式会社レプロエンタテインメントが19日、声明を発表した。負傷した製作プロデューサーは、現在は容態は安定しているという。
“お宝クラス”の68年製外車が走行中に大炎上…大物ロック歌手と愛車の軌跡(JAF Mate Onlineへ)
「本作『見はらし世代』は、カンヌ国際映画祭・監督週間に1,605本の応募作の中から選出された19作品のうちの1本であり、シグロとレプロエンタテインメントの2社による共同製作作品です。監督週間において日本人史上最年少での出品となった団塚唯我監督による初長編作品であり、また、俳優・黒崎煌代にとっては初主演作品となります」と説明。
「事故は、現地時間2025年5月17日(土)お昼頃、映画祭が主催する監督週間の公式イベントに向かうため、クロワゼット通りビーチ沿いの歩道を移動中に発生しました。俳優陣をエスコートしていたレプロエンタテインメントの製作プロデューサーが、突然倒れてきた高さ数メートルのヤシの木の下敷きになり、不慮の事故に至りました」と経緯を明かした。
そして、「負傷した製作プロデューサーはすぐに病院に救急搬送され、医師による診断の結果、鼻および身体の一部に骨折が認められましたが、幸いにも意識ははっきりしており、現在は状態も安定しております。今後は、引き続き医師の指導のもと治療と回復に専念する予定です」としている。
「なお、現時点において、主催者や現地行政からの正式な事故報告は受けておりませんので、本日時点でご報告させていただける事実は上記の通りです。カンヌ国際映画祭は現在も開催中であり、多くの来場者が行き交う場所で起きた事故であることから、今後、本件のような事故が発生しないよう、原因の早期究明と再発防止を願っております」と記した。
