二宮和也、カンヌ正式招待作品『8番出口』で現地到着 小松菜奈と街巡り「なかなか来られない場所」

嵐・二宮和也の主演映画『8番出口』(8月29日公開、川村元気監督)は、フランスで開催される第78回カンヌ国際映画祭(現地時間5月13日~24日)のオフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】へ正式招待されている。二宮と小松菜奈が初のフランス・カンヌに到着した様子がレポートされている。

二宮和也(左)と小松菜奈【写真:(C)2025 映画「8番出口」製作委員会】
二宮和也(左)と小松菜奈【写真:(C)2025 映画「8番出口」製作委員会】

『8番出口』はオフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】へ正式招待

 嵐・二宮和也の主演映画『8番出口』(8月29日公開、川村元気監督)は、フランスで開催される第78回カンヌ国際映画祭(現地時間5月13日~24日)のオフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】へ正式招待されている。二宮と小松菜奈が初のフランス・カンヌに到着した様子がレポートされている。

 2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたった1人で制作し、累計170万ダウンロード超の世界的大ヒットを記録したゲーム『8番出口』が実写映画として、8月29日に劇場公開される。

『8番出口』は、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】への正式招待が決定。深夜の公式上映を目前に控えた二宮、小松がフランス・カンヌの街を巡った。

 今月13日から開幕中の第78回カンヌ国際映画祭。すでに映画祭一色の街へ訪れた二宮と小松は、初めて降り立ったカンヌについて「今回のような機会がないとなかなか来られない場所なので楽しみたいと思いますし、初めて完成した映画を観てもらう場に立ち会えるのは作った人間としてうれしいです」(二宮)、「街を散歩していたら、カンヌ国際映画祭のポスターが街中に貼ってあり、盛り上がっているのを感じました。レッドカーペットのある会場まで行ってみたのですが、まだまだここを歩く実感が湧かなくて…昨日はなかなか寝付けなかったです」(小松)と、コメント。現地時間5月19日深夜0時30分の公式上映を前に、名所を巡る撮影を敢行した。

 まずは、旧市街として知られる歴史的な地区ル・シュケへ。石畳の坂道や階段を上っていくと、丘の上には教会や中世の城があり、カンヌの街全体が見渡せる写真映えスポットに、二宮は「味のある建物がたくさんあり、おしゃれな雰囲気。“カンヌに来た”って実感します」と語った。

 次に訪れたのは、クロワゼット通りから美しい湾を見渡せるエリア。海沿いを歩きながら、『8番出口』が日本での公開を前に、訪れたフランスはもちろん、すでに20以上の国と地域で公開が決定しているという、異例な海外セールスの盛り上がりを見せている点について、小松は「物語の展開が読めないですし、登場人物はたったの5人、全員役名なしなんて、おもしろい題材ですよね」と話した。

 街巡りを終えて、映画祭会場の近くにやってきた2人。最後に、公式上映への意気込みを訪ねると、二宮は「『ミッドナイト・スクリーニング部門』は他の部門に比べてお祭り感が強いので、変にかしこまらず、観客のみなさんと盛り上がりたいですし、それができるポテンシャルをもつ作品だと思うので、その雰囲気が伝わればいいなと思います」とコメント。小松は「初めてのカンヌ国際映画祭なので、レッドカーペットはどのような景色が広がるのかなとか、観客のみなさんの反応とか楽しみです。なにより、監督やキャスト、スタッフの方々と一緒にカンヌの地に来れたことがうれしいです。みんなで映画祭を楽しみたいです」と語った。

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