GACKT、週刊誌は「あくまでビジネス」 報道姿勢に私見「彼らにとっては、真実かどうかは二の次」
歌手のGACKTが19日、自身のXを更新。かつて述べた週刊誌に関する私見について、さらに詳しく説明している。

「もちろん、全ての内容が嘘とは言わない」との見解も
歌手のGACKTが19日、自身のXを更新。かつて述べた週刊誌に関する私見について、さらに詳しく説明している。
GACKTは「前に『週刊誌が抑止力になるとは到底思えない』と書いたのだが、もう少し分かりやすくボクの私見を添えておく」と切り出し、スクープなどで話題を呼ぶ週刊誌について言及した。
「週刊誌はあくまでビジネスだ。『公平性と中立性』を謳ってはいるが、彼らにとって本当に大事なのは【面白い/読まれる/売れる】こと。じゃなきゃ儲からない」
週刊誌は「ビジネス」だとし、例を挙げながら“儲け”について見解を述べた。
「たとえば有名人Mさんと被害者Aさんがいたとする。有名人のMを悪者に仕立てた方が読者の感情を煽れるなら、たとえAに非があっても週刊誌は書かない。なぜなら『どっちもどっち』では記事が売れないからだ。そこには意図的な印象操作が存在する。真実など週刊誌側から分かるわけが無く、彼らにとっては、真実かどうかは二の次。“真実っぽさ”があれば十分なわけだ。どんな内容でも記事が拡散され広告収入で儲かれば、それが彼らの勝ち。
もちろん、全ての内容が嘘とは言わない。むしろ一部の真実を点在させることで、記事全てを真実っぽく見えるように印象操作する。それが週刊誌が売れるためのテクニックと言える。そんな印象操作テクニックと媒体を使って“脅し”のように人を動かすケースもある。それが“抑止力”とは聞いて呆れる。どんな情報が流れようと、『何が本当かは本人以外誰にも分からない』ということは理解できるだろう。世の中の数十%の人はネガティブな情報を好み、それをストレス発散ツールに使い、会話のネタにする。まんまと週刊誌に乗せられて盛り上がっている人もいるのだから、受け取る側にも問題があるのは否めない」
GACKTは最後に、「真実は誰にも分からない。憶測で攻撃し、盛り上がるのは滑稽だ。もっと楽しいことが世の中にはたくさんある。自分の人生を生きろ」とつづった。
投稿に対しては、「思考とムダの無い文章に感服」「ごもっとも」「ホントにその通り」など、共感の声が相次いでいた。
