乗ってきたアメ車は「これまで100台」 愛車は有名芸能人が絶賛…驚愕の夫婦、息子はハーレー
「アメ車だけでも、これまで100台ぐらい乗ってきました」。衝撃の愛車遍歴だ。夫は会社員で、妻は自動車教習所勤務。いぶし銀のシボレー・コルベットを夫婦で乗り回している。自宅には、あっと驚く専用ガレージを作ってしまったという。しかも、家族みんなが“アメ車ファン”で、娘はジープ、息子はハーレーダビッドソンのバイクを……。40代夫婦の仰天家族に迫った。

アメ車ファンからのお願い「トランプさん、関税を下げてください!」
「アメ車だけでも、これまで100台ぐらい乗ってきました」。衝撃の愛車遍歴だ。夫は会社員で、妻は自動車教習所勤務。いぶし銀のシボレー・コルベットを夫婦で乗り回している。自宅には、あっと驚く専用ガレージを作ってしまったという。しかも、家族みんなが“アメ車ファン”で、娘はジープ、息子はハーレーダビッドソンのバイクを……。40代夫婦の仰天家族に迫った。
“お宝クラス”の68年製外車が走行中に大炎上…大物ロック歌手と愛車の軌跡(JAF Mate Onlineへ)
鮮烈なイエローの1968年式コルベットC3。もともと15年ほど前に夫が購入し、現在は妻が乗る珠玉の1台だ。3年前に夫がC1を手に入れたことで、妻がC4 ZR-1を手放した経緯がある。C3は大のお気に入りで、「旦那よりいい子です(笑)」とベタぼれだ。
フルオリジナルを維持するC3。コルベット愛を貫く夫婦は愛好家の間でも有名で、「カーイベントに参加するたびに何かが起こるんです」。
昨年夏に、タレントで歌手、“イクラちゃん”で親しまれる井倉光一が主催するアメ車フェスに参加した時のことだ。会場の富士スピードウェイに行く途中、オーバーヒートしてしまったのだ。
「『やばい』となりまして……。農協の直売所に相談して許可を得て、いったん置かせていただきました」。夫のコルベットで宿泊先のホテルに行き、荷物を置いて、夜に戻った。「冷やしておいたら、無事にエンジンがかかりました」。真夏のピンチを乗り越え、フェスに参加。そうすると、「2台そろって、アワードを受賞することができたんです!」。奇跡の秘話を教えてくれた。
そもそも日産フェアレディZに乗っていた夫。30歳の時に、突如、アメ車にハマり出したという。なぜか。
「コルベットは当時安かったんです。安くて、かっこいい。そこがきっかけですね。先がとがっているクルマが好きなんです」。
驚異的な乗りかえを続けており、これまでにシボレー・サバーバン、シェビーバン、タホ、アストロ、それに、キャデラックなどなど。夫が「多い時で年間30台乗りました」と明かすと、妻は「この人、1日で乗り換えたことがあるんですよ。仕事帰りに乗っているのを見たと思ったら、翌朝にそのクルマが家からなくなっていて(笑)」。ハンドルを握ってきたコルベットは15台を数える。自分たちでコツコツ修理・整備を重ねて愛車をめでる、驚がくのアメ車マニアだ。ちなみに、ある日突然、家のクルマがアメ車に変わったが、教習指導員の経験もある妻は「マニュアル車は全然OKなので、答えは『いいんじゃない』でした」。夫婦で共に歩むカーライフだ。
自宅には、コルベット2台を展示する、アメリカンな雰囲気全開のガレージを整備。妻の父が大工だったため、お願いして作ってもらったという。“イクラちゃん”井倉も訪れ、記念写真をパチリ。夢の空間が広がっている。昨年はカーイベントに5、6回ほど参加。今年もいろいろなカーミーティング会場で、夫婦でハッピーなオーラを振りまいている。そこまでして夢中になるワケとは。「やっぱり、日本車にないデザイン。とにかく、おしゃれ。いつまでも飽きません」。夫婦で口をそろえる。
これまでかけた費用の総額は? 「家1軒は余裕で買えますよ!」と豪快に教えてくれた。
息子は「妻の教習所で大型バイクの免許を取得したんですよ」
家族みんながアメ車ファン。娘は一時、ジープに乗っていたといい、息子はハーレーに乗るライダーだ。夫は「息子がバイクの免許を取りたいと言うので、『お金はどうするの?』と聞いたら、タイミーのバイトで一生懸命働いて、教習所代を自分で稼ぎました。ちなみに、妻の教習所で大型バイクの免許を取得したんですよ」と目を細める。
今、クルマファンの間でも話題持ち切りの日米の関税について、伝えたいメッセージがあるという。妻は「こんなにアメ車を愛して乗っていて、日本にはアメ車の愛好家もたくさんいます。だから、トランプさん、関税を下げてください!」と思いの丈を打ち明けた。
入手困難なレア車が次なる目標で、「コルベットC2。レアなのでぜひ手に入れたいです」。コルベット夫婦のコレクションはもっともっと増えていきそうだ。
