俳優の生駒里奈が16日、都内で行われた主演舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』の公開ゲネプロ・取材会に出席。ギャル姿を披露した。

　荻野千紗子役の生駒は役作りの一環でこの日、ギャル姿を披露。報道陣向けの写真撮影では、ギャルピースでノリノリの姿を見せた。

　また、主演でTOKIOの松岡昌宏をはじめ、ベテラン俳優の金田明夫、余貴美子、マルシアらの立ち振舞いに触れて「こんなに大先輩もいらっしゃって、私たちみたいな若い人もたくさんいる中で、こんなに一丸となって稽古している姿はすごく勉強になりました。『こういう人たちにならなきゃいけないんだな』と勉強になりました」と繰り返した。

　そんな生駒について松岡は「今回の生駒ちゃんで、ドラマ含めて9人目のヒロインになる。色んなヒロインの方と我々ご一緒させていただいたんですけど、まぁ、キャラクターの1個ある、芯の通った、『あぁ、こういう見せ方があるんだ』と新しいヒロインの道を作っているのは生駒ちゃん。と、言ってると生駒ちゃんの事務所が喜びそうなので言っておきます」とニヤリ。生駒本人も「生駒ちゃんも、喜びます」とニッコリ。松岡は「よかったです」とほほ笑んだ。

　他方、AmBitiousの岡佑吏は「こういう舞台出るのが初めてで、違う事務所さんの方と共演するのも初めて。すごい刺激的で、毎回リハーサルで皆さんが演技している姿を食いつくように、吸収できるものないかな、とかずっと見てたりした。毎日が楽しかったです」と充実感を口に。

　それを聞いて、松岡が「『なんでAぇ! groupはデビューできて、俺らできないんだ』って文句言ってたもんね」とぶっ込むと、焦った岡は「そんな言ってないです……！」と必死に否定し、「デビューお願いします。よろしくお願いします。僕らAmBitious、がんばりますんで」と報道陣に深々と頭を下げた。

『家政夫のミタゾノ』シリーズは、松岡主演で2016年にテレビ朝日系連続ドラマとしてスタート。深夜帯としては異例の高視聴率をマークし、ゴールデン帯に進出し、シリーズ化した人気作。シリーズ10年目を記念し、22年に続き、2度目の舞台化となる『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』が5月16日より東京、大阪、石川、愛知、広島、宮城で上演される。