5年総額125億円 梅沢富美男、大ブレイク時の劇団金銭事情を告白「だから家も建てられた」
俳優の梅沢富美男(74)が14日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。貧しかった時代に言及した後、大ブレイク時の驚愕な金銭事情を明かした。

『これ余談なんですけど…』に出演
俳優の梅沢富美男(74)が14日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。貧しかった時代に言及した後、大ブレイク時の驚愕な金銭事情を明かした。
苦しい時代を振り返った梅沢は「確か家賃5000円じゃなかったかな」と話すと、MCのかまいたち・濱家隆一は「今のどれくらいになりますか?」と質問。梅沢は「5万円ぐらいになるんじゃない。5万、6万。もちろん、3畳しかなかったから、部屋。全部共同だからさ、トイレも水道も。本当に貧乏だったな」と回想した。
濱家が「何年目ぐらいですか。メドが立って…」と聞くと、梅沢は「それは22、23歳」と即答。山内健司は「早っ」と声を上げた。梅沢は「そのころから人気が出てね。ご祝儀と言う形なんだけど、そういうお客さんがたくさんできて。ちょっといい感じにはなったけどね。それまではひどかったね」と告白した。
濱家が「『夢芝居』(の大ヒット)はおいくつでした?」と言うと、「32歳かな」と梅沢。山内から「どんぐらい入ったんですか?」と当時の収入を聞かれ、梅沢は「本当に、ホラでも何でもないよ。当時700万円だったの。俺を買うのに。梅沢富美男の公演を買いたくて。1公演」と打ち明けた上で「700万円だったのが、365日(で)360日仕事やってたからね」と説明。さらば青春の光・東ブクロは「えげつない額やで、これ」と反応する中、梅沢は「それが5年ぐらい続いたから」と付け加えた。
かまいたちは「ヤバ~」と声をそろえて仰天。梅沢は「だから家も建てられたのよ」と説明した。山内は「公演回るっていうのは、向こうが買ってくれて、やってるのが公演っていうことなんですね。自分らで自発的にってことじゃないんですね」と聞き、梅沢は「イベンターが買うのね」と肯定した。
梅沢の年収を出そうとしていた濱家が「全然計算でけへん」と巨額数字と格闘していると、梅沢は「1か月、2億1千万(円)、1年24億(実際は約25億円)」とした。5年で約125億円という数字に出演者がざわつくと、梅沢は「それぐらい稼いだよ。だって、その代わり40人から50人メンバー(座員が)いるわけだから。それ全部支払って。兄弟の家、全部作ってあげてね」と振り返った。
濱家が「『夢芝居』はまた別で入ってきますよね?」と尋ねると、「『夢芝居』は全然、印税入ってこないのよ。歌唱印税だから。(作詞・作曲を手掛けた)小椋佳が相当もうけたって話」と話して笑わせた。
