大泉洋&松田龍平、8年ぶりに丸の内TOEIに登壇し大歓声「高まりますね」
俳優の大泉洋、松田龍平が14日、銀座・丸の内TOEIで行われた映画『探偵はBARにいる3』の舞台あいさつに出席。揃っての登壇は約8年ぶりとなった。

松田龍平は「実は情に厚い男」
俳優の大泉洋、松田龍平が14日、銀座・丸の内TOEIで行われた映画『探偵はBARにいる3』の舞台あいさつに出席。揃っての登壇は約8年ぶりとなった。
1960年9月20日に開業した映画館「丸の内TOEI」は、東映会館の再開発に伴い今年7月27日で閉館することとなった。東映最後の直営館で、日本最後のロードサイドシアターとして、約65年間人気を博してきた劇場のグランドフィナーレを彩るために「さよなら丸の内TOEI」プロジェクトを始動。「映画館で映画を観る」ことの大切さを訴求することを目的に、9日から閉館日までの80日間にわたって話題作を上映していく。
この日は、映画『探偵はBARにいる』シリーズを一挙上映。探偵役の大泉と、その相棒の高田役の松田が揃って同劇場に登場するのは、17年12月15日に行われた同作の大ヒット舞台あいさつ以来となった。
2人がステージに登場すると「洋ちゃーん!」「龍ちゃーん!」の大歓声が起こった。大泉がすかさず「高まりますね」と興奮気味に話し始めるも、松田は手を後に組んでおり、司会者から「マイクを口元に!」と指摘されタジタジ。この様子に大泉は「この8年間で、松田龍平の舞台あいさつのスキルがどれくらい上がっているか楽しみにしていたんですけど、上がってない……!」と言い、観客を笑わせていた。
さらに、あいさつを求められると「『かくかくしかじか』の舞台あいさつに来ていただき……」と16日に公開する自身の出演作名で笑いを取り、続く松田は「『探偵はBARにいる4』の初日舞台あいさつに……」と存在しない新作について触れ会場を盛り上げた。
舞台あいさつ開始直後から軽快なトークで観客を笑わせ続けた2人だが、大泉が松田の登壇を知ったのは直前だったという。「どれくらいから決まってました?」と聞かれた松田は「えー……4日前くらい」と回答。「だいぶ前から聞いていた」という大泉は「てっきり1人で出ると思っていた。松田龍平はもっと薄情な人間じゃないかって。『丸の内TOEIの最後に舞台あいさつしてください』と言われても、断ると思っていた。そこに来る。実は情に厚い男だなって」と話し、観客を沸かせた。きょう登壇した理由について、松田は「8年ぶりですからね。(大泉に)会いたいなと思って」と笑顔を見せていた。
