津田健次郎、「とにかくずっとけんかしている」台本の難易度の高さを語る「どうやって飽きさせないか」

声優で俳優の津田健次郎が13日、都内で行われた朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」2025製作発表会見に、板谷由夏、脚本・演出を務める新井友香と共に出席した。

製作発表会見に出席した津田健次郎【写真:ENCOUNT編集部】
製作発表会見に出席した津田健次郎【写真:ENCOUNT編集部】

朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」2025製作発表会見に出席

 声優で俳優の津田健次郎が13日、都内で行われた朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」2025製作発表会見に、板谷由夏、脚本・演出を務める新井友香と共に出席した。

 本作は足立紳原作の小説『したいとか、したくないとかの話じゃない』を、足立と新井友香の共同脚本によって朗読劇化。大山恭子(板谷)・孝志(津田)夫婦が「セックスレス」をきっかけに、夫婦のあり方、子育てのあり方を模索するストーリーを、映像を多用した斬新な演出で展開する。

 オファーを受けた際、津田は「足立さんの作られた作品は生々しさがあり、悲しいけれど滑稽だという印象がありました。だからこそいろいろな人が共感できる。この作品もとても面白そうだなと思いました」と興味津々だったことを明かすも「一方で、シリアスとコメディがすごく繊細に同居している。複雑で難しいなと思いました」と大きなチャレンジであるという。

「とにかくずっとけんかしている」と板谷が話すと、津田も「本当にずっとけんかしている(笑)。それを飽きさせずに表現していくのはとてもハードルが高い」と苦笑い。それでも「うまくハマれば笑えてジンワリする物語になると思う」と期待に胸を膨らませていた。

 夫婦の生々しい会話劇が魅力の本作。演出・脚本の新井は「お2人のプライベートはミステリアスで私生活が想像できない。どんな感じなんだろう」と述べると、板谷は「結構節々にプライベートな感じが出てしまう。もう丸裸にされている感じですよね」と笑うと、津田も「板谷さんとは今回初めてご一緒するのですが、とても楽しみです」と語っていた。

 朗読劇2度目という板谷に対して津田は「(台本を読みながら朗読するので)セリフが飛んでしまう心配はないのですが、僕は以前の朗読劇の際、エアコンが強すぎて本番中に台本が全部吹き飛んでしまったことがあって大変なことになったんです。それは気をつけてください」とアドバイスを送っていた。

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