AKB48村山彩希が劇場公演への思いを吐露 卒業後の活動は「メンバーに尊敬される人でありたい」

アイドルグループ・AKB48が6日、東京ガーデンシアターで村山彩希卒業コンサートを開催。終演後、村山が囲み取材に応じ、卒業コンサートを終えた心境を語った。

卒業コンサートを開催したAKB48の村山彩希【写真:ENCOUNT編集部】
卒業コンサートを開催したAKB48の村山彩希【写真:ENCOUNT編集部】

AKB48劇場での卒業公演は、自身の誕生日・6月15日に開催

 アイドルグループ・AKB48が6日、東京ガーデンシアターで村山彩希卒業コンサートを開催。終演後、村山が囲み取材に応じ、卒業コンサートを終えた心境を語った。

 コンサートで披露したドレスを着たまま取材陣の前に現れた村山は、「率直な感想は、さみしい、悲しいより楽しかったが勝っています」と笑顔。AKB48としての活動を始めてから14年、人生の半分をグループに捧げ、「いつもAKBとして真っ直ぐに生きすぎて14年間、あっという間だったので、気づいたら27歳、今年28歳になるんだと実感しています」と話し、「本当に楽しかったし、この青春は二度と帰ってこないと思うとさみしいのですが、また新しい成長ができるようにこれからも頑張りたいです」と思いを伝えた。

 AKB48劇場公演の出演回数は歴代最多の1339回、“シアターの女神”としてグループをけん引し、「“シアターの女神”という肩書きを自信をもって最後まで貫くことができました。5、6年前にソロコンサートで『私はAKB劇場に人生を捧げます』と言ったのですが、本当に捧げた気がします」と胸を張った。

「辛かった思い出は?」という質問には、「劇場に立つメンバーが非選抜であるという常識がくやしかった。選抜もキラキラしているけど、劇場も同じくらいキラキラさせたいと思えたのは、ちぃちゃん(先輩の中田ちさと)のおかげでした。注目を浴びていないAKBの劇場はくやしかったです」と吐露。「AKBに入って悔いが残っていることがあり、(先輩の)野中美郷さんが48回連続劇場公演をされていて、それを50回に更新して辞めたかったです。唯一の心残りです」と告白した。

 AKB48劇場での卒業公演は、自身の誕生日である6月15日に開催される。残りのアイドル生活でやりたいことを聞かれると、「劇場にいっぱい出たい。コンサートを控えていたので1か月くらい出られなかったので、残すところ1か月くらいなので、全部出られる勢いでファンの方の近くに行きたいです」とアイドルを完全燃焼することを誓った。

 卒業後の活動については、「AKBのメンバーが好きなので、メンバーに尊敬される人でありたい。もともと芸能界に残りたいという気持ちはなかったのですが、ファンの方々、メンバーのおかげで自信がついて、芸能界に残ろうという気持ちになれた。辞めた先でもっともっと大きくなって後輩に恩返しをしたいです」と言及。目標を聞くと、「何でも屋になりたいです。1から自分を作っていきたいので、経験していないことを全部したうえで得意、不得意、どこが伸びしろなのか知りたい。何でもやります」と目を輝かせた。

 卒業コンサートには、現役のAKB48メンバーのほか、OGの峯岸みなみや柏木由紀、NMB48キャプテンの小嶋花梨、元SKE48の斉藤真木子、同期の13期生メンバーたちがサプライズで登場。向井地美音、岡田奈々、芸能界を引退した茂木忍さんとのユニット“ゆうなぁもぎおん”も一夜限りで復活し、AKB48人生の集大成を飾った。

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