正門良規、“ペーパードライバー”を明かす「5年くらい運転してなかった」 助手席に座った事務所の先輩もヒヤヒヤ
NEWSの加藤シゲアキ、Aぇ! groupの正門良規が5日、都内で行われた短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season7』の完成披露舞台あいさつに登壇した。

オファーは「うれしかった」
NEWSの加藤シゲアキ、Aぇ! groupの正門良規が5日、都内で行われた短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season7』の完成披露舞台あいさつに登壇した。
2020年より始動した、映画プロデューサー・伊藤主税氏、阿部進之介、山田孝之らがプロデュースする『MIRRORLIAR FILMS』。
NEWSのメンバーとして20年以上のキャリアを持ちつつ、吉川英治文学新人賞、高校生直木賞など数々の賞に輝き作家としても活躍する加藤シゲアキが映画監督を務めるのは、ショートフィルム『渋谷と1と0と』(2022年)以来、約2年ぶり。『渋谷と1と0と』は小説家とリネンサプライ会社で働く男を軸とした文学的な作品だったが、今作『SUNA』は、2人の刑事が謎の事件の真相に迫るシリアスなサスペンス。東海市を舞台に“砂”をキーとしたドラマが描き出された。
主人公の刑事・狭山は加藤自らが演じ、後輩刑事の遠山役は、加藤の事務所の後輩である正門が担当。21年には加藤の小説を原作とした舞台『染、色』にて正門が主演を務めており、交流を深めてきた。
キャスティングの理由について、加藤は「僕が1度書いた舞台脚本の主演を務めてもらったんです。なので、僕のセリフを1度読んでる。ひと月、僕のセリフを読み続けてくれた唯一の後輩ですし。僕はある程度脚本書いてから、誰にしようかなっていうところでキャスティングを考えたんですけど。断られたくないので、断らなそうなやつにしました」と明かした。
オファーを受けた時の心境について、正門は「めちゃくちゃうれしかったです。舞台のときは経験がなくて、加藤くんにご心配をおかけしたところもあった。デビューを経て、ちょっと成長したところを見せたい欲もあったので、断るっていう選択肢は1つもなかったです」と語った。
共演シーンについては「ちょっと妙な緊張感がありましたね。冒頭に車を運転するシーンがあったと思うんですけど……」と話し始めると、会場のファンからは笑いが起こった。
その理由について「僕のファンの方はご存じだと思うんですけど、実はペーパードライバーで、5年くらい運転してなかった。久々に運転することになって、しかも助手席に加藤くんが乗るんですよ。“やめてくれ”って思いました」と明かし、加藤をヒヤヒヤさせていたエピソードを披露。
これに対し加藤は「いやいや、“やめてくれ”っていうのは、こっちのセリフだから」とツッコミを入れ、正門は「よく内容を変えずに付き添っていただけた」と感謝を伝えた。加藤も「そうだね、変えられなかったよね」と返答するなど、信頼感のあるやり取りを見せた。
さらに加藤は、正門の演技について「最初から本当に作り込んできてくれて。忙しくて衣装合わせでしか会えなかったんですが、そこで話したことをもう次の撮影で掴んできてくれた」と絶賛。
また、撮影前日には「クマを作る」という理由で正門が徹夜していたことも明かし、「最終日に部屋間違えて1回、正門の楽屋に入ったら、もう本当に死んだように寝てて。でも本当に役作りが緊張感につながったと思う。ただ、運転だけはちょっと練習しといてもらって」とアドバイス。正門は「頑張ります!」と意気込んでいた。
同イベントには極楽とんぼの加藤浩次、雛形あきこ、阿部進之介、山田孝之、坂本ショーン監督、武田成史監督、香月彩里監督も出席した。
