【RIZIN】“キルギスの犬鷲”シェイドゥラエフが王者クレベルを62秒殺、デビュー14連勝でフェザー級新王者に

メインカードのフェザー級タイトルマッチは挑戦者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)が王者クレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)を1R62秒TKOで沈め、フェザー級のベルトを獲得した。シェイドゥラエフはこれでデビューから14連勝。

ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(上)が、クレベル・コイケを下し新王者に【写真:徳原隆元】
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(上)が、クレベル・コイケを下し新王者に【写真:徳原隆元】

クレベルは初防衛に失敗

格闘技イベント「RIZIN男祭り」(2025年5月4日・東京ドーム/ABEMA PPVで全試合生中継)第16試合、フェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)

 メインカードのフェザー級タイトルマッチは挑戦者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)が王者クレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)を1R62秒TKOで沈め、フェザー級のベルトを獲得した。シェイドゥラエフはこれでデビューから14連勝。

 強すぎる。“キルギスの犬鷲”が王者クレベルを瞬殺した。1分過ぎ、クレベルに右ストレートをヒットさせダウンを奪うと、その後パウンド。レフェリーが即座に試合を止めた。

 シェイドゥラエフは、昨年6月にRIZIN初参戦。武田光司を1Rで極め鮮烈なデビューを飾るとその後の大会でもフアン・アーチュレッタ、久保優太を圧倒し瞬く間にフェザー級のタイトル戦線を駆け上がった。

 出身は中央アジアに位置する人口680万人のキルギス共和国。前日計量で「東京ドームに新しいチャンピオンが誕生する」と予告していた男が、キルギス初のRIZIN王者に輝き、愛する母国に新たな歴史を刻んだ。

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