【RIZIN】鈴木千裕、朝倉未来に乱打戦要求「男だったら打ち合ってくるんじゃないですか」

格闘技イベント「RIZIN男祭り」(5月4日・東京ドーム)の試合前記者会見が2日、都内で行われた。朝倉未来(32=JAPAN TOP TEAM)と対戦する鈴木千裕(25=クロスポイント吉祥寺)は、打撃戦を強気に要求した。

記者会見に登壇した鈴木千裕【写真:ENCOUNT編集部】
記者会見に登壇した鈴木千裕【写真:ENCOUNT編集部】

「ただの一戦」と自然体貫く

 格闘技イベント「RIZIN男祭り」(5月4日・東京ドーム)の試合前記者会見が2日、都内で行われた。朝倉未来(32=JAPAN TOP TEAM)と対戦する鈴木千裕(25=クロスポイント吉祥寺)は、打撃戦を強気に要求した。

 フェザー級のベルトを失ってから約4か月。朝倉との東京ドームでの試合を2日後に控えた鈴木は「ただの一戦ですよ。みんな勘違いしてますけど、別に好きで闘ってるわけなんで、相手どうこうじゃないですから。試合が終わった後に新しい展開があるかもしれないですけど、そういうの考えて闘ってないですね」と落ち着いた表情で語った。ビッグマッチを前にしてもあくまで自然体を貫いている。

 3月末の「RIZIN.50」ではカルシャガ・ダウトベック(31=カザフスタン)に死闘の末敗戦。試合間隔は約1か月とショートノーティスでの参戦を不安視する声もあがっているが、「後悔したくないという気持ちが一番にあった。自分を超えるじゃないですけど、いい意味で人が変わるっていうか。この試合終わって怪我して、1か月のスパンで治るかな治んないかなとか色々思ってまして。結果的に治ってベストな状況を作れた。試合して勝った時に怖いものなくなるんじゃないですか。日常の起きる悪いこととか悲しいこととかも簡単に乗り越えられるんじゃないですか」と達観した表情で心境を口にし、ネガティブな声を一掃した。

 対戦相手の朝倉に対しては「未来選手はビビってたらテイクダウン来るんじゃないですか。MMAなんで別になんでもいいっすけど。乱打戦やってくれるんすかね。男だったら打ち合ってくるんじゃないですか」と激しい打撃戦を要求した。

 最後には「どれだけ好きでその仕事をやってるか。自分が大好きなものだからできれば死ぬ最後までずっと闘っていたい。その気持ちが強いから1か月だろうができるんじゃないですかね」とあふれる格闘技愛を口にし、会見場をあとにした。

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