【RIZIN男祭り】現役復帰の朝倉未来が明かした成長「そこが自信に」 寝技の極めを研究「何日もかけて」

格闘技イベント「RIZIN男祭り」(5月4日・東京ドーム)の試合前記者会見が2日、都内で行われた。復帰戦を2日後に控えた朝倉未来(32=JAPAN TOP TEAM)は「格闘人生のなかで一番練習はしてきた」と自信を示した。

試合前記者会見に登場した朝倉未来【写真:ENCOUNT編集部】
試合前記者会見に登場した朝倉未来【写真:ENCOUNT編集部】

セミイベントで鈴木千裕と対戦

 格闘技イベント「RIZIN男祭り」(5月4日・東京ドーム)の試合前記者会見が2日、都内で行われた。復帰戦を2日後に控えた朝倉未来(32=JAPAN TOP TEAM)は「格闘人生のなかで一番練習はしてきた」と自信を示した。

「自信がみなぎっていますね。やることをやってきたなっていうのがあるので、あとはやるだけっていうマインドがリラックスしているようにみえるのかもしれないですね」。いつも通り落ち着いた表情で語り始めた朝倉の格闘家としてのカムバックを2日後に控えた表情は自信に満ちていた。

「練習でのスパーリングだとか成長した部分が明らかにあって、格闘人生のなかで一番練習はしてきたと思うんで。そこが自信になっている」と調整の順調ぶりも明かした。

 2024年7月に平本蓮(26=剛毅會)に敗戦し一度は現役引退を発表。昨年大みそかに復帰と平本との再戦が決まったが、平本の負傷により試合はまさかの中止となった。一時は開催すら暗雲が立ち込めたが、元RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(25=クロスポイント吉祥寺)が志願し、対戦相手に決定した。

 この期間で技術面の成長を確かに実感している。「今までの僕のグラップリングっていうのは中途半端だったんですよね。キープ力とかはある程度あったりしたんですけど、極めの1つ1つとかは足りていない部分があって。チョークとか三角絞めっていう技の1つ1つに対しても、何日もかけて研究してきた。グラップリングに対する自分の中の自信は全部上がった」と語った。

 コンディションについても「スピードもパワーも上がってると思いますね。ずっと70キロ前後できたので、意外に体脂肪は落ちてて水抜きもいつもと変わんないなって状態です」と不安はないようだ。

 自身の最後の勝利は2023年4月に判定で下した牛久絢太郎(30)戦。近年の日本の総合格闘技をけん引してきた男は「試合のテーマはやりたいことやるってかんじで。復活というよりは自分自身が試合を楽しみます」と語り、約2年ぶりの勝利に向け集中を高めていた。

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