小池徹平『ある男』ミュージカル化、原作者からの期待に「ちょっとプレッシャーがあります」

俳優の小池徹平が1日、都内で行われたミュージカル『ある男』製作発表に出席した。原作者からの期待にプレッシャーがあることを明かした。

製作発表に登壇した小池徹平【写真:ENCOUNT編集部】
製作発表に登壇した小池徹平【写真:ENCOUNT編集部】

世界初のオリジナルミュージカルとして上演

 俳優の小池徹平が1日、都内で行われたミュージカル『ある男』製作発表に出席した。原作者からの期待にプレッシャーがあることを明かした。

 本作は、読売文学賞を受賞した平野啓一郎氏による長編小説を原作に、世界初のオリジナルミュージカルとして上演。宮崎に住む谷口里枝(ソニン)は、愛する夫を仕事中に起きた不慮の事故で失ってしまう。その後、夫の兄から知らされたのは、遺影に写っている愛した人が全くの別人だということだった。

 ある男・X役の小池。原作者の平野氏からミュージカル化への期待が告げられると、小池は「とてもうれしい反面、ちょっとしたプレッシャーもあります」とはにかむと「今回初演となりますので、気を引き締めてゼロから1に、そして1から10にしていけるように精一杯思いを込めて作っていきたいです」と熱い思いを吐露する。

 会見には、小池と共にダブル主演を務める浦井健治をはじめ、濱田めぐみ、ソニン、上原理生、上川一哉、知念里奈、鹿賀丈史、脚本・演出の瀬戸山美咲氏、原作者の平野氏も参加。小池は浦井と共に楽曲タイトル『暗闇の中へ』を歌唱した。

 小池と浦井は『デスノート THE MUSICAL』以来、約8年ぶりの共演となる。小池は「健ちゃんは見た目が全然変わっていないんです」と驚いたことを明かすと、浦井も「徹平もだよ」とお互い“若い”ことを強調する。

 続けて小池は「健ちゃんと一緒にすると、いつも僕はアルファベット1文字の役なんです。『デスノート』のときは“L”で今回が“X”じゃないですか」と意外な共通点をあげると「ワークショップを行っているのですが、製作陣も演者たちも、始まる前からいいものを作ろうという熱量がすごい。気心知れた仲間たちと、どう作っていくのか期待でいっぱいです」と語っていた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください