『SHOGUN 将軍』シーズン2、来年1月に撮影開始決定 10年後のストーリー、真田広之は虎永役を続投

テレビドラマ界のアカデミー賞と謳われるエミー賞で歴代最多となる作品賞含む18冠を受賞するなど日本でも大きな話題となった『SHOGUN 将軍』シーズン2が、来年1月に撮影開始されることが30日、発表された。

『SHOGUN 将軍』シーズン2の撮影開始が発表された【画像:(C)2025 Disney and its related entities】
『SHOGUN 将軍』シーズン2の撮影開始が発表された【画像:(C)2025 Disney and its related entities】

異なる世界の2人の男の運命が交錯する壮大な物語が描かれる

 テレビドラマ界のアカデミー賞と謳われるエミー賞で歴代最多となる作品賞含む18冠を受賞するなど日本でも大きな話題となった『SHOGUN 将軍』シーズン2が、来年1月に撮影開始されることが30日、発表された。

『SHOGUN 将軍』はテレビドラマ界のアカデミー賞と謳われるエミー賞で歴代最多となる作品賞含む18冠を受賞。ゴールデングローブ賞では本年度最多となる4冠、世界中の主要アワードを軒並み制覇。主演・プロデュースを務めた真田広之はもちろん、アンナ・サワイ、浅野忠信など、日本人初となる俳優部門での受賞ラッシュで日本でも大きな話題となった。昨年2月に配信が開始されるやすぐさま批評家たちの目に留まり、配信直後には全米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で、99%(絶賛の高評価)を獲得。さらに昨年日本のディズニープラスで最も視聴されたシリーズとして記録を打ち立てた。

 ジェームズ・クラベルの同名小説を原作とし、ディズニー傘下のFXが製作した世界的大ヒットドラマシリーズで、FX史上最も視聴された番組ともなっている『SHOGUN 将軍』待望のシーズン2の撮影が、来年1月からカナダのバンクーバーで開始されることが決定したと、ディズニー傘下のFXエンターテインメント社長であるジーナ・バリアンによって発表された。

 エグゼクティブ・プロデューサーのジャスティン・マークス、レイチェル・コンドウは、ジェームズ・クラベルのベストセラー小説をオリジナルに脚色したシーズン1に、今回のシーズン2では完全オリジナルの新章を加えるべく、脚本執筆のために作られたライターズ・ルームの作業を終えた。

 シーズン1では、吉井虎永(真田)は、太閤亡き後に自分以外の五大老が一致団結する中、自らの生き残りをかけて彼らと戦った。そんな中、得体のしれない西洋の怪しげな船が遭難し伊豆に流れ着き、乗船していたイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)は、虎永に世界情勢や西洋の兵術を教え、100年に一度の大きな戦に虎永が勝利するために貢献したのだった。

 シーズン2で描かれるのはシーズン1の出来事から10年後。史実にインスパイアされた、異なる世界の2人の男の運命が交錯する壮大な物語が描かれる。

 ジャスティン・マークスとレイチェル・コンドウは、ミカエラ・クラベル、エドワード・L・マクドネル、マイケル・デ・ルカとともにエグゼクティブ・プロデューサーを務め、真田広之は虎永役を続投しつつ、今回のシーズン2ではエグゼクティブ・プロデューサーに昇格した。コズモ・ジャーヴィスもジョン・ブラックソーン役で引き続き出演し、シーズン2では共同エグゼクティブ・プロデューサーも務める。

『SHOGUN 将軍』シーズン1はエミー賞18部門を受賞し、1シーズンにおけるシリーズ歴代最多受賞記録を樹立。また、FXシリーズとして初めて、作品賞を受賞した。真田は日本人俳優として初めてエミー賞ドラマシリーズ部門主演男優賞を受賞し、アンナ・サワイはアジア系女優として初めて同部門主演女優賞を受賞。世界的な現象となった本作は、ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)本年度最多4冠および浅野忠信が助演男優賞を受賞、American Film Institute 年間最優秀テレビ番組賞、全米映画俳優組合賞、全米脚本家組合賞、全米監督組合賞、全米製作者組合賞、ティーン・チョイス・アワード、インディペンデント・スピリット賞など数々の賞を受賞した。

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