映画『教皇選挙』が興収5億円突破 ローマ教皇死去で注目度上昇…前週比200%超、満席続出
3月20日から公開された映画『教皇選挙』の興行収入が、4月26日までの38日間で5億円を突破したことが、28日発表された。

アカデミー賞(R)脚色賞を受賞
3月20日から公開された映画『教皇選挙』の興行収入が、4月26日までの38日間で5億円を突破したことが、28日発表された。
本年度アカデミー賞(R)において、脚色賞を受賞した本作。レイフ・ファインズが主演、エドワード・ベルガーが監督を務めており、国内ではTOHOシネマズシャンテほか全国106館で上映が始まっていた。
同作は週末観客動員ランキング(興行通信社調べ)では6週連続ランクインを果たし、公開から4月26日までの38日間で興収5億円を突破。同27日までの動員累計は36万4711人、興収累計は5億2807万760円となった。2024年4月以降の公開作品で、6週連続でランキングトップ10入りした実写洋画作品は、『ヴェノム:ザ・ラストダンス』『ウィキッド ふたりの魔女』『教皇選挙』の3作品のみだ。
公開5週目を迎えた先週は、21日のローマ教皇フランシスコの死去に伴い、本作への注目度が再び上昇。日を追うたびに前週比率が増加更新され、その平均は190%を超え、ついに同24日には前週対比倍増となる216%を記録した。さらに、先週末の土日はTOHOシネマズシャンテの全回(計10回)完売をはじめ、都市部を中心に32劇場で計74回の満席に。128回の満席を記録した公開初週末4日間に比肩する再騰となっている。
観客の中には結末を知ってもう一度楽しむだけでなく、撮影・美術・衣装・音楽など、細部を堪能するために劇場へ通う人も増加中。今後は、ゴールデンウィーク(GW)期間中にあたる5月2、3日から上映館が31館増える予定であり、その後も25館以上での公開が控えている。なお、最新の公開劇場は公式HPから確認することができる。
