SCANDAL、“始まりの地”大阪城ホールで結成15周年記念ワンマン公演が開催決定

女性4人組アーティスト「SCANDAL」が21日、無観客配信ライブ「SCANDAL WORLD TOUR 2020 “Kiss from the darkness” Livestream」を実施した。ライブ終演後、2021年の8月21日に大阪城ホールでワンマン公演を開催することが発表された。

「SCANDAL」が21日、無観客配信ライブを開催【写真:ヤオタケシ】
「SCANDAL」が21日、無観客配信ライブを開催【写真:ヤオタケシ】

21日に無観客配信ライブを実施、22日までアーカイブ配信で視聴できる

 女性4人組アーティスト「SCANDAL」が21日、無観客配信ライブ「SCANDAL WORLD TOUR 2020 “Kiss from the darkness” Livestream」を実施した。ライブ終演後、2021年の8月21日に大阪城ホールでワンマン公演を開催することが発表された。

 21日に結成14周年記念日を迎えた「SCANDAL」。今年2月にリリースとなったプライベートレーベル「her」からの第1弾アルバム「Kiss from the darkness」を引っ提げて、3月から9月にかけて開催予定であったワールドツアー「SCANDAL WORLD TOUR 2020 “Kiss from the darkness”」が開催中止に。これを受けて、一夜限りの再現ライブとして同配信ライブが開催され、日本国内だけでなく海外52か国でも生中継された。

 アルバムのアートワークが使用されたオープニングムービーが流れると、メンバーがステージに登場。ライブを待ち望んでいたファンから歓喜のコメントが寄せられ、アルバム収録の「セラミックブルー」からライブはスタートした。

 続けて、同じくアルバム収録の「最終兵器、君」、海外でも人気曲である「瞬間センチメンタル」を披露。その後、「夜明けの流星群」「NEON TOWN ESCAPE」などミディアムナンバーや結成14周年記念日にふさわしいナンバー「記念日」など数曲を届けた。ライブ中盤に差し掛かるとアコースティックセットにチェンジし、出会いと別れが歌われた「Departure」、TOMOMIがボーカルを担当する「ランドリーランドリー」をゆったりと披露した。

 その後、命がテーマになっている「ちいさなほのお」をセンセーショナルに聴かせ、ライブ後半戦に突入。「マスターピース」「A.M.D.K.J.」「テイクミーアウト」などアッパーな楽曲で駆け抜け、ラストはアルバムの最後を飾るナンバー「月」を披露し、本編が終了となった。

 アンコールでは、アルバムリリース後の6月、7月に配信シングルとしてリリースされたばかりの最新曲「Living in the city」「SPICE」を披露し、約2時間にわたるパフォーマンスが終了した。

 そして終演後、画面が切り替わり、来年8月21日の結成15周年記念日に大阪城ホール公演「SCANDAL 15th ANNIVERSARY LIVE『INVITATION』at 大阪城ホール」の開催が告知ムービーにて発表された。「SCANDAL」が同会場でライブを開催するのは14年以来約7年ぶりで、結成当初、大阪城公園内の城天ストリートでライブを行っていた「SCANDAL」にとって思い入れの深い会場となる。

 チケット情報などの詳細は後日発表予定。配信ライブの模様は22日までアーカイブ配信で視聴できる。また、披露されたセットリストをまとめたプレイリストが各ストリーミングサービスにて公開されている。

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