吉本興業が今夏、お笑いコンビ・ダウンタウン（松本人志、浜田雅功）によるインターネット配信サービス『ダウンタウンチャンネル（仮称）』を始めることが25日、分かった。同社関係者によると、同サービスは定額制のサブスクリプションで、コンビによるコンテンツの発信や利用者も参加できるライブ配信などを予定している。

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　吉本興業は昨年12月、動画などのコンテンツ制作資金を調達するファンドを設立している。国内外の企業数社から出資を受け、海外に販売するなどのビジネス展開を視野に入れている。同ファンドを活用して同社が制作するコンテンツの第1弾が、ダウンタウンチャンネルで配信されるという。

　松本は週刊文春が報じた性的行為強要疑惑で、昨年1月に活動を休止。発行元の文芸春秋らとの裁判は昨年11月に双方合意で終結したが、地上波番組などへの出演は難しく、休止の状態が続いている。一方で昨年末には、松本が今春に浜田との独自プラットフォームで復帰する方向であることが明らかになった。

　このプラットフォームが『ダウンタウンチャンネル』だが、開始は夏にずれ込んだもよう。浜田については今年3月、体調不良を理由に一時休養を発表していた。復帰の見通しは発表されていないが、松本と浜田は近く『ダウンタウンチャンネル』に向けて本格的に動くことになる。