警備員に土下座を強要? 関西万博での光景が波紋…弁護士「法律上は明確に違法となる」
大阪・関西万博で警備員が土下座する動画が報道された。この一件について、元宝塚歌劇団の俳優・毬谷友子が22日、自身のXで「見ていてとても苦痛」と心境をつづった。

毬谷友子、弁護士らが反応
大阪・関西万博で警備員が土下座する動画が報道された。この一件について、元宝塚歌劇団の俳優・毬谷友子が22日、自身のXで「見ていてとても苦痛」と心境をつづった。
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毬谷が引用したニュースの動画では、腕を組んだ男性が「土下座なんか…」と大きな声を上げているように見える。発言の正確な内容ははっきりとは伝えられていないが、毬谷が「何があったのか知らないけれど、少なくともこの男性は出入り禁止にすべきだし、公共の場を混乱させた謝罪をすべきと思う。警備員さんも土下座なんかせず、もっと上の万博協会の人間を呼べなかったのだろうか。。見ていてとても苦痛です。そして日本人として恥ずかしい」とコメント。
この場面はSNS上でも拡散されており、SNS総フォロワー約250万人を超える弁護士で経営者の岡野タケシ氏もXで「法的には、たとえ相手にミスがあったとしても、土下座を強要する行為は強要罪に該当する可能性がある。相手に恐怖心を与えるような脅迫的な言動や、身体的な暴力(暴行)を用いて土下座をさせた場合、法律上は明確に違法となる」と実際に土下座を強要していた場合の法的見解を示した。
そのほか、ネット上では「これは明らかにカスタマーハラスメント(カスハラ)に該当するのでは」「土下座強要は犯罪」「万博で警備員さんの前で腕組んでる人が嫌すぎる」など、行き過ぎた客の振る舞いを問題視する声が相次いでいる。
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【動画】腕を組み怒鳴る男性に警備員が土下座する様子
