ミルクボーイ、『THE SECOND』ファイナリスト入りの大御所に注目「緊張してる顔とか見たことない」

2019年M-1王者のミルクボーイが22日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND』のファイナリスト8組がマシンガンズ、モンスターエンジン、金属バット、吉田たち、ザ・ぼんち、囲碁将棋、はりけ~んず、ツートライブに決まったことについてコメントした。

ミルクボーイ【写真:ENCOUNT編集部】
ミルクボーイ【写真:ENCOUNT編集部】

『ミルクボーイの火曜日やないか!』に出演

 2019年M-1王者のミルクボーイが22日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND』のファイナリスト8組がマシンガンズ、モンスターエンジン、金属バット、吉田たち、ザ・ぼんち、囲碁将棋、はりけ~んず、ツートライブに決まったことについてコメントした。

 大会を注視する駒場孝は「ついに決まったっていう」とテンション高めに言及。内海崇は「いつも一緒に『漫才ブーム(10年間)ツアー』してる金属バットとツートライブも残りましたから」と2組に触れた。ツートライブについて、駒場は「面白いのは面白いってずっとなってて。『M-1』の時に準々(決勝のカベを)超えられへんみたいなのを『なんでやねん?』ってなってたもんね、みんな」と実力を認め、「ここやったんやな。ツートが入るとこは『SECOND』のここやったんやな」と話した。

 内海は「たかのりもええこと言うてたな。『僕らの漫才、おもろいと思ってくれるんですね』みたいなことを。『こんな行けることあるんですね。自分らの人生で。決勝に』」と感激していたと報告。「『ファイナリスト残ったことないの?』(と質問され)、『全国のはないです』ってなってて。ABC(お笑いグランプリ)で1回あんねんな。なんか、(すべてで)1回もないことにしようとしてる瞬間、あったけどな」と暴露。

「『初めてです』って1回言うたんやけど、『大阪でもなかったん?』って聞かれた時に『大阪ではあります』ってさすがに言うてたけど。ないならないで行こうとしてた」と発言。ABCの澤田有也佳アナウンサーが笑う中、駒場は「(より)劇的にしようとしてた?」と続いた。

 内海はツートライブの元マネジャーから「『金属(バット)ともしゃべった時に、内海さんが家で泣いてんちゃいます? みたいに言うてましたよ』って言われた」と告白。駒場から「泣いてた?」と確認され、「(漫才ブームツアーメンバーのもう1組)デルマパンゲも、3組そろってから泣く。涙はとっとく」と否定した。駒場は『SECOND』に結成年数の上限がないことから、「(2033年までの)10年ツアーの間に(3組)全員優勝コンビになるかもしれん。夢広がる」と明かした。

 2人は1972年結成(一時解散時期あり)のぼんちおさむ(72)、里見まさと(72)の大御所コンビ、ぼんちについても発言。内海は「ぼんち師匠が、(自分たちは)ライブ名の『漫才ブーム』ですけど、ホンマの『漫才ブーム』の元祖がおるから。強いよ、これみんな」と1980年代初頭のお笑い界をけん引した2人を含めて大激戦と予想した。

 澤田アナが「ザ・ぼんちさんも残ってるっていうのも『SECOND』ならではの決勝ですよね」と言うと、駒場は「ホンマに。師匠らのああいう顔って見たことないから」と発言。内海も「緊張してる顔とかな」と同意し、駒場は「寄席の感じの(楽しそうな)表情しか見たことないので。出番前の感じも『SECOND』は全部(公式)Xに載せるけど。師匠の出番前を前から見ることないなって」と告白。内海から「全部見てるやん。『SECOND』の映像」とつっこまれた駒場は、「虜(とりこ)よ、もう」と認めて笑わせた。

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