9人組グループ・Snow Manが19日、東京・国立競技場で自身初のスタジアムライブ「Snow Man 1st Stadium Live Snow World」の初日公演を開催した。今年1月22日にデビュー5周年を迎えたグループの記念ライブでこの日と20日は同競技場で、6月7日と8日は神奈川・日産スタジアムでの開催。初日を終え、9人への囲み取材で、嵐の松本潤が今回4公演の演出を監修していることが明らかになった。

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　記者から演出のこだわりを聞かれると、ラウールが「今回は、嵐の松本潤くんが監修に入ってくださっています」と明かした。

「僕たちは国立競技場というキャパは始めてだったので、何回も経験されている嵐の松本潤くんに9人でお願いしました。快く受けてくださって、国立での見せ方に勉強になりました。衣装も『外だからとにかく目立つように』と言われました」

　渡辺翔太は、松本からのアドバイスで驚いたことがあったという。

「『渡辺のあおりがいつも通りだと国立では全体に届かないから、声色を変えてみたら』と言っていただきました。『各会場を熟知されているんだな』と思いました」

　ラウールは、自身の“ボケ”も入れながら松本の演出家として視点に触れた。

「僕たちと松本くんの10人のグループLINEがあるのですが、昨日のリハーサルに来てくださって、客席の2階からの写真が届いたので『思い出写真ありがとうございます！』って返信したら、『2階からどう見えるか見ておいて』と言われました（笑）」

　他にも、佐久間大介は「カメラ割りについても『ここで抜かれるからキメろよ』って。あれだけのカメラを把握されていました」と言い、阿部亮平は「監修するにあたって、全曲を聴いてくださったんです。その中から『この曲どう？』とアドバイスをくださって、たくさんの愛を受け取りました」と振り返った。

　松本は昨年5月30日をもってSTARTO ENTERTAINMENTから独立。ただ、嵐メンバーとしてのエージェント契約は継続しており、今回は先輩としてSnow Manの9人をサポートした形で初日公演の様子も関係者席にて見ていた。想定外の事実に取材陣が食いつき、質問で「松本」の名前が続けてあがると、渡辺は「記事の見出しが“松潤”になったら悲しいです！」とけん制。それがオチとなり、その場が和やかな空気になった。