【キャスター】のん、11年ぶり民放ドラマ出演 日曜劇場で若手研究員役…阿部寛とは12年ぶり共演

俳優・のんが、阿部寛主演のTBS系連続ドラマ『キャスター』(日曜午後9時)の第3話にゲスト出演することが20日に発表された。

ドラマ『キャスター』第3話にゲスト出演するのん【写真:(C)TBS】
ドラマ『キャスター』第3話にゲスト出演するのん【写真:(C)TBS】

SNSで研究不正疑惑も浮上する注目の若手研究員・篠宮楓を演じる

 俳優・のんが、阿部寛主演のTBS系連続ドラマ『キャスター』(日曜午後9時)の第3話にゲスト出演することが20日に発表された。

 本作は、“世の中を動かすのは真実!”を信念に掲げるキャスター・進藤壮一(阿部)が、民放テレビ局JBNの報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターとして迎えられ、生ぬるい報道体制にメスを入れながら、既存のルールにとらわれず“真実”を追い続ける姿を描く完全オリジナルドラマ。共演には永野芽郁、道枝駿佑、高橋英樹らが名を連ねる。

 のんが出演するのは、27日放送の第3話。演じるのは、帝都大学の若手研究員・篠宮楓。新たな万能細胞の発表で世界から注目を集めるが、なぜかメディアからの取材を一切拒否しており、SNS上では研究に対する不正疑惑まで浮上してくるという展開となっている。

 のんが民放ドラマに出演するのは、2014年に放送されたフジテレビ『世にも奇妙な物語’14春の特別編』以来11年ぶり。TBS系ドラマは12年放送の『サマーレスキュー~天空の診療所~』以来となる。

 のんは「日曜劇場『キャスター』に出演させていただきます。嬉しく刺激的な時間を過ごさせていただきました。現実に迫りつつも希望を持たせるストーリーにドキドキしました。阿部寛さんとは12年ぶりくらいに共演させていただき、とっても嬉しかったです。金井監督とは監督が助監督さんの頃、私が演技の中でろくにおぼんも運べない頃にご一緒していて、恥ずかしい思い出話ができ不思議な気分でした! 素晴らしいキャスト、スタッフの皆様が作り上げる『キャスター』、ぜひご覧ください」とコメントを残した。

 篠宮の研究を支える准教授・栗林誠役には、日曜劇場『集団左遷!!』をはじめ数々の作品に出演してきた井之脇海が決定。そのほか、利重剛や花總まりといった実力派俳優たちも出演し、ドラマを一層盛り上げる。

 その他出演者のコメントは下記の通り。

○井之脇海
「『集団左遷!!』以来、約6年ぶりの日曜劇場への出演で、嬉しいと同時に、気が引き締まる思いでした。脚本を読んで、報道とは何か、真実とは何か、深く考えさせられました。より皆さんに、そこを受け取っていただけるよう、報道される側の人間の、矛盾や葛藤、苦悩を丁寧に演じました。のんさんとは、映画『告白』以来、約15年ぶりの共演で、あのクラスメイトたちは、私にとって大切な戦友なので、また一緒に戦えて心強かったです。その戦友という感覚は、役の2人にも必要な部分で、うまくリンクしていたらと思います。ぜひ、見て、色々と感じていただけたら嬉しいです!」

○利重剛
「鋭く切り込んでくる進藤と対峙するシーンは、心地よい緊張感の中で撮影することができました。新しい出会いも久しぶりの再会もあり、和やかで楽しい現場でした。登場人物それぞれの真実や葛藤が丁寧に描かれている物語です。示唆に富む内容だと思いますが、皆さんにとっての大切なことを見つけていただけたら幸いです。ぜひ楽しみにご覧ください」

○花總まり
「第3話のゲストとして素晴らしいドラマ『キャスター』に参加できたことをたいへん光栄に思っております。1話から画面に引き込まれ今後の展開が個人的にも楽しみで仕方ありません。私の役どころは大学の研究室で細胞の研究に心血を注いでいる教授、のんさん演じる後輩たちを励まし指導していくのですが…。その先はどうぞ放送をお楽しみにしていただければ幸いです」

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