『スター・ウォーズ』シリーズ最大の公式ファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」の2日目が19日、千葉・幕張メッセで行われた。オリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ：アソーカ』シーズン2の“特別予告映像”がサプライズで公開された。

　同作はアナキン・スカイウォーカーの唯一の弟子で、伝説の“元”ジェダイ、アソーカ・タノ（演：ロザリオ・ドーソン）を描いた物語。シーズン1では、アニメシリーズ『反乱者たち』の主要キャラクター、ヘラ・シンドゥーラとサビーヌ・レンも登場し、映画『スター・ウォーズ／ジェダイの帰還（エピソード6）』のその後を舞台に、銀河に迫る恐るべき脅威に立ち向かう様子が描かれた。

　今回のステージでは、シーズン1から引き続き監督・脚本・製作総指揮を務めるデイブ・フィローニ氏と製作総指揮のジョン・ファブロー氏、アソーカを演じるドーソンが登壇。さらに、サプライズゲストとしてアナキンを演じるヘイデン・クリステンセンもステージに登場した。

　ドーソンは来週から撮影が始まるといい、「デイブが常に書き直しているので、まだすべての脚本は与えられていません」とコメント。また、クリステンセンは「アナキンもシーズン2に戻ってきますよ。それ以上のことは言えませんけど」とシーズン1に続き、再登場することを告白して、会場を沸かせた。

　また、フィローニ氏は『反乱者たち』とシーズン1で“ヴィラン”として立ちはだかったスローン大提督が再登場すること、さらに『ジェダイの帰還（エピソード6）』で反乱軍のリーダーだったアクバー提督が再登場することも明かすと、「『新たなる希望（エピソード4）』を見たときに、『帝国の逆襲（エピソード5）』の予告を見たんです」と自身の体験談に触れ、「とてもレトロフィーチャーされた“何か”です」と、会場で特別映像を初公開するとサプライズで伝えた。

　観客に録音・録画しないように呼びかけた上で、映像がスタート。ナレーションとともに、アソーカやサビーヌがスケッチされたコンセプトアートをつなげた『帝国の逆襲』オマージュの“予告”が上映された。

　ナレーションで紹介されたあらすじでは、スローン大提督との対決やアソーカの仲間たちが再集結すること、クライマックスでアソーカがベイラン・スコールと対決することなどが伝えられると、アソーカとサビーヌのほか、エズラ・ブリッジャー、ヘラ・シンドゥーラ、チョッパー、そしてガラゼブ・オレリオスと『反乱者たち』のメインキャラクターが登場することを予告。シーズン2は2026年にディズニープラスで配信予定だという。