プロ野球史上初、横浜DeNAのシーズン連動縦型ショートドラマ5日で50万回再生 ファンに好評「センスが斬新」
横浜DeNAベイスターズが、球団史上初めてプロ野球のシーズンと連動した縦型連続ショートドラマ『神様、おねがい』第1話(3分)を配信して5日がたった。戦績によってストーリーが変化する前代未聞の取り組みだが、YouTubeショート、インスタグラムのリール、TikTokで計約50万再生を記録。多くのファンが同作を前向きにとらえ、第2話の配信を心待ちにしている。

26年優勝しなければ主人公の命が…第2話は週明けに配信
横浜DeNAベイスターズが、球団史上初めてプロ野球のシーズンと連動した縦型連続ショートドラマ『神様、おねがい』第1話(3分)を配信して5日がたった。戦績によってストーリーが変化する前代未聞の取り組みだが、YouTubeショート、インスタグラムのリール、TikTokで計約50万回再生を記録。多くのファンが同作を前向きにとらえ、第2話の配信を心待ちにしている。
第1話は今月14日午後6時から配信。視聴した横浜DeNAファンは、すぐさまネット上で反応した。
「想像以上にワクワクしそうな予感 エキストラで出てみたい!」「野球と死神を結びつけちゃうセンスとっても斬新…!」「ベイスターズのプロモーション、いつもセンスが良くて大好きです」「今と連動してるのすごい」
同作の主人公・浜辺きらら(栗林藍希)は、横浜DeNAをこよなく愛するアルバイトの球団スタッフ。ストーリーはプロ野球が開幕して間もない雨の日、きららが路上で死神(ぎぃ子)と出くわすところから始まった。
「大変申し上げにくいんですが、あなたには3日後には死んでいただきます」「私の仕事は人間の魂を抜き取って、死神世界に持ち帰ること。良質な魂は私たち死神のいい食材に」
死神の通告に戸惑いつつ、きららは「魂ってさ、おいしい方がいいんだよね」「勝負ごとに勝った時に食べるご飯ほどおいしいものはない」と言い、「賭け」を持ちかける。それは、今季の横浜DeNAが26年ぶりにリーグ優勝をするか否か。「優勝すれば私の勝ち。死なない。できなかったら、あんたの勝ち。好きにしなよ」と提案し、死神も「これからついて回る」ことを条件に了承する。それがプロローグになっている。
つまり、優勝できなければきららの行く末は「死」。ファンは企画を面白がりつつ、「絶対、優勝しようぜ!」「責任重大頑張ろ~」などの声を上げている。その一方で、横浜DeNAは18日に15試合を終えて6勝7敗2分の勝率4割6分2厘で4位。首位の広島とはまだ2.5ゲーム差だが、早くも「この賭けは死神の勝ちになるんだろうな」「死神に殺される確定したわ」などの悲観的な声が上がり始めている。
そんな中、第2話の配信が週明けの21日午後6時公開で進められていることが、関係者への取材で分かった。早速、どのように戦績を反映させているのか。その内容が注目される。
