俳優の永野芽郁が15日、都内で行われた主演映画『かくかくしかじか』（5月16日公開）の高校プレミアイベントに大泉洋、見上愛、畑芽育、鈴木仁、森愁斗、関和亮監督とともに出席した。約530人の高校生から大歓声を浴びた。

　同作は、東村アキコが自身の実話をもとに描いた同名漫画を原作とするヒューマンドラマ。漫画大好き女子・林明子（永野）とスパルタ絵画教師の日高先生（大泉洋）を中心とした、9年間の鮮やかな日々が描かれる。

　つややかなドレスで登場した永野はこの日、芸能イベントでは珍しい早朝のレッドカーペットイベントに臨んだ。他キャスト陣と一緒に体育館の特設会場に登場するや否や、詰めかけた高校生500人超から「芽郁ちゃ～ん！」「洋さ～ん！」などと大歓声を受けた。

　キャスト陣が接近すると、高校生たちのテンションは最高潮に。いたるところから言葉にならぬ大絶叫が巻き起こり、そのあふれるパワーに圧倒された永野や大泉らは、思わず顔に手を当てて大笑いした。

　ステージでマイクを手にすると永野は「皆さんが明るく盛り上げてくださったおかげで、とってもいい一日になりました」とニッコリ。「本当に皆さん元気で、ちょっと朝眠かったんですけど、一瞬で眠気が覚めましたよ。うれしい。ありがとう」と感謝を述べると、会場から感謝返しの大絶叫が起きた。

　大泉は会場を見渡して「朝からどこまで元気なんですか？　本当にこの後の授業で喉がつぶれてるんじゃないの？　『ギャ～！』という声に笑いが止まりませんでした」と再び笑った。