PTSD公表の元フジ渡邊渚さん「いまだにフラッシュバックしたり」 28歳誕生日に現状報告
元フジテレビアナウンサーで現在はフリーアナウンサーとして活動している渡邊渚さんが、13日に28歳の誕生日を迎えた。同日、18日ぶりに自身のインスタグラムを更新し、心境を明かした。

「社会の犠牲になっていい人なんていません」とメッセージ
元フジテレビアナウンサーで現在はフリーアナウンサーとして活動している渡邊渚さんが、13日に28歳の誕生日を迎えた。同日、18日ぶりに自身のインスタグラムを更新し、心境を明かした。
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「いまだにフラッシュバックしたり、目に見えない恐怖に苛まれたり、心がザワザワする日もたくさんあります」と書き出した渡邊さん。
「#透明を満たす でも書きましたが、そんな毎日の中で私が生きていられるのは、たまたま適切な治療や信頼できる人に出会えたからです。ですが、これが”たまたま”であってはいけないと思います。『しょうがない』『そういうものだ』と言って、社会の犠牲になっていい人なんていません」と思いをつづった。
さらに、「性別関係なくどんな立場の人も平等に、人権を尊重され、安心して生きられる社会になるように。私もそんな未来を築く一員になりたいと思います。未来を過去に規定されず、楽しいと思えることにチャレンジする一年にします! たくさんのおめでとう、そして応援メッセージありがとうございました!」と前向きな決意も記した。
渡邊さんは慶応大経済学部を卒業後、2020年4月にフジテレビに入社。23年6月に体調を崩し、7月から長期の入院生活に入った。24年8月末で退職。1か月後の10月1日、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。そうした経験を生かして、精神疾患への理解の普及活動なども行なっている。
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【写真】28歳誕生日を迎えた渡邊渚さんの近影ショット
