EXILE ATSUSHIが12日、さいたまスーパーアリーナでスタートした『EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2025 “Heart to Heart” ～復活祭～』の前に囲み取材に応じ、EXILEとしての復活についても語った。

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　ATSUSHIは、約2年半前にライム病などの複合的な理由から活動を一時休止。2024年9月27日に自身のインスタグラムで復活宣言していた。同ツアーは、休養のために中断した『EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2023 “Heart to Heart” Season 2』の復活祭。初日となる12日の公演は、22年12月21日に開催した『EXILE LIVE TOUR 2022 “POWER OF WISH” ～Christmas Special～』東京ドーム公演以来、843日ぶりの本格的なライブステージとなる。さいたまスーパーアリーナを皮切りに、5月24、25日に大阪城ホール、6月4日の新潟公演など12都市14公演を行う。

　ATSUSHIは、EXILEのメンバーでLDH JAPANの創業者・代表取締役会長兼社長CEO兼CCOのHIROからも温かい言葉をかけてもらったと明かした。「HIROさんからは、『もう本当ゆっくりして』って。体調のことや、僕が毎日痛み止めを飲んで生活していたのもHIROさんは知っているので、『本当に、もう無理しないで。今は会社のこと考えなくていいから。体調優先で』って言ってくれて」と明かした。「本当に、“心置きなく”って言ったら変ですけど、完全に休ませてくださったのが復活できた大きなきっかけでもあるかなと思います」と語った。

　今回の復活祭はATSUSHIのソロとしてのツアー。EXILEも3月29日からツアー『EXILE LIVE TOUR 2025 “WHAT IS EXILE”』がスタートしたばかり。EXILEとしてグループでの復活について聞かれると、「それはもちろん考えていますし、少しずつですけど話も進めています」と前向き。「やっぱり今回、中止にしてしまったこの僕のソロのコンサートを先にやるということと、コンサートは1年くらい前から企画するので、僕の体調が悪かった間に企画されていた”WHAT IS EXILE”が同時進行になってしまうっていう。過去にも類を見ないような、僕がいない状態でグループが走っていて、ソロもやっているっていう状態」と説明した。

「これも新しいし、偶然でもあり、僕がそういったとこからまた気づきを得て、ストーリーも描いていって、どういう風にまた合流していくかっていうのは、皆でそれをエンターテイメントになるように落とし込んでいければと思っています」と語った。