吉沢亮&横浜流星が白塗りの女形姿に変身 映画『国宝』のポスタービジュアル公開に注目

俳優の吉沢亮が主演を務める映画『国宝』は、6月6日から全国東宝系にて公開される。10日には吉沢、共演する俳優・横浜流星の妖艶で力強い、女形姿が目を引くポスタービジュアルが発表された。

横浜流星(左)と吉沢亮【写真:ENCOUNT編集部】
横浜流星(左)と吉沢亮【写真:ENCOUNT編集部】

映画『国宝』は6月6日から公開

 俳優の吉沢亮が主演を務める映画『国宝』は、6月6日から全国東宝系にて公開される。10日には吉沢、共演する俳優・横浜流星の妖艶で力強い、女形姿が目を引くポスタービジュアルが発表された。

 本作は、これまでも数々の賞に輝いた吉田修一氏が手掛ける、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記だ。2017年から朝日新聞にて連載され、歌舞伎界を舞台にした本作は、連載時から大きな話題となり、18年に単行本化された。19年第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞し、吉田氏が3年の間歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を書き上げたこん身の作品だ。

 映像化不可能だと言われていた原作『国宝』を、吉沢主演、横浜流星共演で映画化が発表されて大きな反響を呼んだ。今回、『フラガール』(2006年)で日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞した李相日監督がメガホンをとる。

 吉沢と横浜の他、渡辺謙・高畑充希・寺島しのぶら豪華キャストも注目だが、今回ポスタービジュアルが公開。客席からの煌々としたスポットライトを浴びる、『二人道成寺』の舞台。赤い着物に身を包み、優美で雅やかな白塗り姿の喜久雄(吉沢)と俊介(横浜)が登場するビジュアルが初解禁された。

 向かい合ったまなざしからは、互いを認め合い、励まし合い、信頼で結ばれた関係性の中で、相手に負けていられないという静かなる闘志をうかがうことでき、女形の妖艶さの中に、どこか力強さを感じる、迫力あるビジュアルとなっている。

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