春日部出身の高橋文哉、25歳のしんちゃん役「跳んで喜んだ」 原田泰造&麻生久美子と“家族”に

俳優の高橋文哉が9日、都内で行われた『やかんの家族だゾ!』特別試写会に、お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造、俳優の麻生久美子とともに出席。同郷の野原しんのすけ役を演じた喜びを語った。

特別試写会に登場した高橋文哉【写真:ENCOUNT編集部】
特別試写会に登場した高橋文哉【写真:ENCOUNT編集部】

『クレヨンしんちゃん』初の実写化ショートムービー

 俳優の高橋文哉が9日、都内で行われた『やかんの家族だゾ!』特別試写会に、お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造、俳優の麻生久美子とともに出席。同郷の野原しんのすけ役を演じた喜びを語った。

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 コカ・コーラシステムは、やかんの麦茶が国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』とタッグを組んだ、クレヨンしんちゃん初の実写化ショートムービー『もうひとつのクレヨンしんちゃん やかんの家族だゾ!』を9日に公開。この日、野原しんのすけ(25)役を高橋、父・野原ひろし(55)役を原田、母・野原みさえ(49)役を麻生がそれぞれ務めることが発表された。

 野原しんのすけ役のオファーに「跳んで喜びました」と打ち明けた高橋は、「しんちゃんが実写化するだけでもうれしいのに、自分がまさか野原しんのすけ役をやらせていただける人生になると思っていなかったので、そんな光栄なことがあっていいのか思いつつ、自分がしんのすけをできるのかという不安もあって、ドキドキとワクワクを抱えながら初日の現場に向かいましたね」と心境を吐露。

 高橋は、野原家ゆかりの地である埼玉・春日部市出身だが「自分もかすかべ防衛隊だと思って生きてきました。小学生くらいのときですかね、やっぱり“防衛隊”という単語を公園でみんな言っていて、列になって走ったりとかしている街で育ったので、身近というよりも友だちみたいな感じです」と語り、「商業施設に行ってもしんちゃんばかりでしたし、映画が公開される時期になると街がグワっと盛り上がるので、春日部出身でよかったなって思います」とにっこり。子どものころにごっこ遊びをする際、高橋はしんちゃん役をやっていたそうで「勝手にですけど友だちの風間くん役の子もいて、風間くん役をやっていた子に(イベントが)終わったらすぐにでも連絡したいです」とうれしそうに話した。

 同ショートムービーのテーマにちなみ、“めんどうだけど、愛おしい家族”のエピソードを聞かれた高橋は、兄が2人いることを明かし「休みが合ったら兄貴が“3人で遊ぼう”って連絡してきて、僕が20歳を超えたくらいからすごく仲良くなって、(兄が)結婚しておいっ子やめいっ子が生まれたりして、なかなか3人だけで会うことがないので、たまに3人で遊ぼうって連絡が来ると、面倒だけど会える喜びといとおしさみたいな部分なのかな」としみじみと語り、母からは毎年、誕生日に観葉植物をプレゼントされるそうで「先月24歳の誕生日を迎えたんですけど、今年は抱き枕だったんですよ。24歳の息子に抱き枕はどうなんだろうと思って、『1人で寝るの寂しいでしょ』って言われて、上京して6~7年目くらいになるんですけど、今になって心配になってきたのかなって思って、友だちに話すと『俺らはいくつになっても息子だね』って話になって、まだその抱き枕は恥ずかしくて受け取れていないんですけど、受け取ったら(ショートムービー内の)しんのすけのように自撮りを送ってあげようと思います」と笑顔を見せた。

次のページへ (2/2) 【写真】“野原家”の集合ショット
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