結成20周年チョコプラ、“駆け出し”の苦労を回想「本当に卑屈になった時期もあった」

お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿が8日、吉本興業本社で行われたCHOCOLATE PLANET 20th ANNIVERSARY「ULTRA SWEET GALAXY」取材会に出席。結成20周年を振り返った。

取材会に出席したチョコレートプラネットの長田庄平(左)と松尾駿【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に出席したチョコレートプラネットの長田庄平(左)と松尾駿【写真:ENCOUNT編集部】

長田は「本当に売れて良かった」と安堵

 お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿が8日、吉本興業本社で行われたCHOCOLATE PLANET 20th ANNIVERSARY「ULTRA SWEET GALAXY」取材会に出席。結成20周年を振り返った。

 CHOCOLATE PLANET 20th ANNIVERSARY「ULTRA SWEET GALAXY」は、単独ライブでもない、『CHOCO FES』でもない、新たな試みとなる過去最大規模となるライブ。2部構成となっており、豪華出演者を迎えて1部ではミュージカル、2部ではフェスが開催される。

 しかし、肝心のメインビジュアルがNSCを卒業して一番最初に撮ってもらった20年前の宣材写真を使った“仮”ものだったり、印刷ミスにより汚れていたりとツッコミどころ満載。2人の背景に貼られた仮のメインビジュアルも貼り方が甘いせいか波打っており、長田は「仮でちょっと貼ってるんで、ちょっと波打ってるんですよ。緊急でやってるんで」と説明。松尾が「躍動感を持たせるために波打たせてるんでしょ」とカバーしたものの、長田は「緊急でやってるんで!」と再度アピールし、その場を笑わせた。

 さらに、写真の立ち位置が今と違っていたり、売れなさそうなビジュアルだと指摘が入ると、長田は「おっしゃる通りで。俺は松尾が『組んでくれ』って声かけてきてくれたのを、2回ぐらい断ってるんですよ。こいつと組んでは絶対売れないだろうなと思って」と当時の松尾のビジュアルを指摘しながら告白。しかし、自身が“お笑いで天下をとる!”というような志ではなく、思い出作りでNSCに入学していたため、「こいつも別になんとなく来たみたいな感じで、同じ温度感だったから組んだ」と結果的にコンビを結成に至ったことを明かした。

 また、改めてこの20年を振り返って長田は「本当に売れて良かった。同期の中では一番最初にテレビに出て、3年目でキングオブコントの決勝。いいスタートだったんですけど、そっからなかなか売れきれず、じとじとじと芸歴を重ねていった」と苦労を口にし、「本当に卑屈になった時期もあって、なんだこの会社、吉本クソだ、もっといいマネージャーいねえのかと2人散らかしてた時期もあったんですけど、それを乗り越えて、結果が出て、こういうイベントさせていただけるようになったっていうのは非常にありがたいですね」と紆余曲折あったこれまでを回顧。

 松尾も「当時ついてたマネージャーに今から俺らは辞めるから、上に行ってお前が上司に言ってこいってブチ切れて言ったこともあった。やっぱり20年で本当にいろいろありましたね」としみじみと振り返り、「コントで頑張ろうと思ったのが、ものまねめちゃくちゃやったりやったりとかそうですね。で、まさか20年目のライブでミュージカルやるとは思わなかった」と笑い、最後に長田が「TT兄弟というリズムネタでアメリカ行かせていただいたりとか、まあ、その集大成だと思っていただければいいかなと思います」と伝え、取材会は終了した。

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