佐々木蔵之介、パフォーマーとしての苦労明かす「時代劇でかつらと兜つけたら重い!」

俳優の佐々木蔵之介が7日、上野・東京国立博物館で行われた「東博コレクション展」報道発表会に出席。パフォーマーとしての苦労を明かす場面があった。

報道発表会に出席した佐々木蔵之介【写真:ENCOUNT編集部】
報道発表会に出席した佐々木蔵之介【写真:ENCOUNT編集部】

「東博コレクション展」のスペシャルサポーター就任

 俳優の佐々木蔵之介が7日、上野・東京国立博物館で行われた「東博コレクション展」報道発表会に出席。パフォーマーとしての苦労を明かす場面があった。

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 東京国立博物館では、所蔵品および寄託品から構成される文化財を、5つの展示館で常時約3000件展示している。これまでは、これを「総合文化展」と称してきたが、4月1日より「東博コレクション展」と変え、新たにスタート。これにあわせ、本館11室をリニューアルし、2022年に加わった《金剛力士立像》(平安時代・12世紀)を公開する。また、法隆寺献納宝物の伎楽面31面が、一括して国宝1件に指定されることが決まった。

 佐々木は、同展示のスペシャルサポーターに就任。心境を「大変光栄でございます。貴重な体験をさせていただけると思っています」と語り、「研究員の皆さんが、収蔵庫のことを『蔵』と呼んでいました。どうやらその流れで、私に決まったのかなと……(笑)。まあ、これもご縁だと思っています。よろしくお願いします!」と冗談を交えて意気込んだ。

 新しくなった館内を内見したことについては「ぜいたくな時間を過ごさせていただきました」と感動し、「作品自体すばらしいですが、歴史や背景を教えていただいて、文化財のパワーを強く感じました」と口に。続けて「金剛力士立像を拝見しましたが、何がよかったかというと、お寺では真正面しか見えない。でも、ここでは裏側が見られる。背中は若干緩やかなんです。『ぜい肉ですか?』という感じ。裏側を見られるのがおもしかったです」と笑顔を見せた。

 このたび国宝に新指定されることになった伎楽面だが、最初に作られたものはクスノキ製で、最も大きいものは1.5キロにもなる。これを付けて踊るのは大変だったこともあり、それ以降は軽量化が進んだとのこと。これには「時代劇では、かつらと兜をつけたら『重い! これは無理!」となる。軽量化してもらわないとパフォーマーは無理です。さっき説明を受けながら『確かにな……』と思っていました」と共感していた。

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