山下美月、撮影の合間にジェットコースター 役作りの一環「テンションを維持するために」
俳優の山下美月が6日、都内で行われた映画『山田くんと Lv999 の恋をする』公開御礼舞台あいさつに作間龍斗(ACEes)、安川有果監督と共に登壇した。

「天真爛漫で明るい部分を実写でどう出すかが課題だった」と明かす
俳優の山下美月が6日、都内で行われた映画『山田くんと Lv999 の恋をする』公開御礼舞台あいさつに作間龍斗(ACEes)、安川有果監督と共に登壇した。
本作は、「第6回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」の“大賞”をはじめ、数々の漫画賞を受賞した人気コミックの実写映画化。彼氏に振られたばかりの大学生・茜(山下)が、ネトゲで超塩対応の高校生プロゲーマー・山田(作間)と出会い、史上最高難易度の恋に挑む姿を描く。
公開から1週間が経過し、さまざまなところで映画の反響を目にするという山下は「Xとかで『山田くん 実写』と入れて調べました。そのなかで『最初は実写化してほしくなかったのですが、面白かった』や『実写ならではの良さがあった』というお声をいただけたのはうれしかったです」と笑顔を見せる。
山下が演じた茜は、かなりハイテンションの女の子。山下は「天真爛漫で明るい部分を実写でどう出すかが課題だった」と明かすと「突き抜けて明るさを出すのも必要ですが、やり過ぎるとおバカに見えてしまうし、“女の子女の子”してしまうと、嫌な感じになってしまうかも」と役作りには苦労する部分もあったという。
その中で山下は「茜ちゃんを演じるうえで大切にしたのがテンションを下げないこと」と述べると「私の元々の性格が、そこまで普段テンションは高くないんです」と苦笑いを浮かべ「撮影の合間とかで3時間ぐらい空くと、メイクさんやスタイリストさん、プロデューサーさんを誘って遊園地でジェットコースターに乗ったりしました。叫びまくって声が出なくなってしまうぐらい」と大はしゃぎしたという。
しかしそれはテンションを下げないための山下なりの役作り。「撮影が朝から晩まで続くことが多く、とにかく茜ちゃんのテンションを維持するために、家にいるときも一人でずっと鼻歌を歌うなどして、テンション高い状態を保っていました」と語った。
最後に山下は「何年も前から愛され続けている漫画を、このタイミングで実写化。携わった全員が『受け入れてもらえるか』と不安がありました」と明かすと「そんななか、無事映画が公開され、何度も観てくださる方もいるなんて、本当にうれしいです。これからも作品を愛し続けていただけたら……」と客席に呼びかけた。
