オーディションでは四股500回 一ノ瀬ワタル、主演ヒット作の過酷な撮影回想「あまりにもキツい」
俳優の一ノ瀬ワタルが5日、TBS系『人生最高レストラン』(土曜午後11時30分)に出演し、ブレイクのきっかけとなったNetflix『サンクチュアリ-聖域-』、その撮影秘話を語った。

TBS系『人生最高レストラン』に出演
俳優の一ノ瀬ワタルが5日、TBS系『人生最高レストラン』(土曜午後11時30分)に出演し、ブレイクのきっかけとなったNetflix『サンクチュアリ-聖域-』、その撮影秘話を語った。
キックボクサーから俳優に転身した一ノ瀬は、同作品が初主演。その主演はオーディションで勝ち取った。まずは演技オーディションがあり、通過者は相撲オーディションに参加。相撲オーディションでは「とにかく四股(を踏んだ)」そうで、一ノ瀬は「絶叫しながら四股を踏んでたっすな。500(回)とかはやってるんじゃ……」と振り返った。
見事、オーディションに合格した後は「めっちゃうれしかったっすけど、怖かったっていうのもある」と告白。一ノ瀬は「俺なんか全然、無名の俳優。Netflixの主演で、しかも大掛かりな作品の主演にオレを抜擢するって、多分、これはいろんな人が賭けてたと思うんですよ」とし、「それのプレッシャーはあったっす」と当時の心境を述べた。
だが、いざ撮影が始まると「そんなのはすぐ飛んでったっすな」とのこと。理由は「あまりにもキツいから」だそうで、「(作品が)ヒットする、ヒットしないとかじゃない。オレは、ここを生き残らなきゃ。売れる、売れないとかじゃない」といった状況だったという。
その過酷さは他の力士に「力士でもこんなにやりませんよ」と驚かれたほど。一ノ瀬は「(撮影の)セットができてからは相撲部屋で稽古してた」と説明すると、その撮影期間は「2年半」とも明かし、MCの極楽とんぼ・加藤浩次を「ええっ!? ハリウッド(映画)とかって、体を1年作って撮影に臨むとかあるじゃない。それと一緒だよね」と仰天させた。
