乃木坂46佐藤楓、8年半の活動に終止符…メンバーに感謝「みんなに出会えたから人生がキラキラしたものに」

乃木坂46の「38thSGアンダーライブ」が5日、神奈川・横浜市のぴあアリーナMMで開催された。参加メンバーは岩本蓮加、岡本姫奈、黒見明香、佐藤楓、佐藤璃果、柴田柚菜、松尾美佑、矢久保美緒、吉田綾乃クリスティーの9人(伊藤理々杏はスケジュールの都合で休演)で、終了後に3期生・佐藤楓の卒業セレモニーが行われた。

卒業セレモニーを行った乃木坂46の佐藤楓【写真:鈴木健太(KENTA Inc.)】
卒業セレモニーを行った乃木坂46の佐藤楓【写真:鈴木健太(KENTA Inc.)】

ぴあアリーナで卒業セレモニー

 乃木坂46の「38thSGアンダーライブ」が5日、神奈川・横浜市のぴあアリーナMMで開催された。参加メンバーは岩本蓮加、岡本姫奈、黒見明香、佐藤楓、佐藤璃果、柴田柚菜、松尾美佑、矢久保美緒、吉田綾乃クリスティーの9人(伊藤理々杏はスケジュールの都合で休演)で、終了後に3期生・佐藤楓の卒業セレモニーが行われた。

 アンダーライブが終了すると、すぐに「でんちゃん」コールが沸き起った。場内が赤いペンライトで染まる中、佐藤楓の卒業セレモニーが始まった。赤いドレスに身を包んで登場した27歳の主人公は、観客にあふれる思いを伝えた。

「8年半を振り返ってみると、高校を卒業して、ぼんやり大学に通っていて、将来の夢とか目標もなかったんですけど、乃木坂46が夢中になれるものを私に与えてくれました。私の存在が日々の活力だったり、糧だったり、日常の一部になっていたらうれしいですし、ここにいる意味があります」

 そして、メンバーに「乃木坂46に入っていなければ、出会えていなかった人たちがたくさんいます。みんなに出会えたから私の人生はキラキラしたものになりました」と感謝した。

 その後、自身が敬愛する西野七瀬の卒業ソング『つづく』をソロで歌うと、同期の岩本、吉田と3人で『口約束』を歌った。『今、話したい誰かがいる』と『帰り道は遠回りしたくなる』を9人でパフォーマンスすると、舞台の仕事を終えて来た同期の伊藤が登場した。

 4期生・松尾から「卒業後はお友達になってくれたら」と手紙が読まれると、佐藤楓は「私も同じこと、手紙に書いてるの! 卒業したらお友達になろうねって」と驚いた一幕もあった。

 最後の曲は『好きというのはロックだぜ』。トロッコに乗り、タオルを笑顔で振り回しながら場内を1周した。最後の大舞台となった佐藤楓は「今日のこの景色は一生忘れません。今、とっても胸がいっぱいです」と実感を込めた。そして、「乃木坂46での約8年半は人生で一番の青春でした。これからも大好きな乃木坂46をよろしくお願いします。大切な思い出たちはこぼさずに持って帰ります」と言い、満員のファンに別れを告げた。

 佐藤楓は16年9月、3期生として乃木坂46に加入。18年11月発売のシングル『帰り道は遠回りしたくなる』をはじめ、4曲で選抜入りした。高い身体能力でTBS系『オールスター感謝祭』のミニマラソンに参加し、同局系『SASUKE』にも乃木坂46のメンバーで初出演。駅伝好きで、青山学院大で20年箱根駅伝の優勝メンバー・神林勇太さん(現会社員)といとこであることも話題になった。

 そして、グループには6期生が加入。本日6日には初披露の会「はじめまして、6期生です」が、同じぴあアリーナMMにて開催される。5月17日、18日には東京都・味の素スタジアムで「13th YEAR BIRTHDAY LIVE」を控えている。

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