橋下徹氏、激務で全身じんましんの過去 体が硬直ダンゴムシ状態も
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が19日、TBS系の情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile~」に出演し、体調不安がささやかれる安倍首相について語った。
検査の安倍首相を気遣う「人間なんですから」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が19日、TBS系の情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile~」に出演し、体調不安がささやかれる安倍首相について語った。
17日に慶応病院で日帰り検査を受けた安倍首相は静養を挟み、公務に復帰。「体調管理に万全を期すためにおととい検査を受けました」と記者団に話した。
一方で、“十分な休養が必要”との見方が与党から相次ぎ、健康状態が心配されている。
橋下氏は「そりぁもう激務ですからね。今、ボクもこういう立場ですから、政治批判したり、権力を批判したり、それがボクらの今の役割だと思う。メディアが政治をチェックするために、厳しい批判をするっていうのは当然なんですが、ただね、人間なんですから。政治家といえども、首相といえども。今までやってきた仕事の内容とか、コロナ対応において、日にちによっては仕事の中身に差はあるにせよ、それでも140日間ぐらい連続執務ですよ」とコメント。
「野党は国会のことしか見てないけど、首相とか大臣は国会での対応よりも、むしろ行政組織を動かす、そっちの仕事がものすごい大変なんですよ。首相と比べれば、知事、市長のほうが責任感も仕事もボクは少ないと思いますけど、それでもその知事、市長の時ですら全身じんましんで、シャツの上から無意識にかきむしってたらシャツが血で真っ赤っ赤になったりとか、家に帰れば全身がこわばってダンゴムシみたいになって体が伸びないんですよ。知事、市長でもそうなんだから、首相ともなれば、とんでもない身体的精神的な負担があるわけで、そこも分かった上で、批判をしていかなきゃいけない」と自身の経験談を踏まえ、安倍首相の体調を気遣った。
「コロナ対応について批判するなっていうことじゃなくて、批判すべきところは批判する、だけど仕事やって大変な状況だっていうこともそこも分かったうえで、批判をしていかなきゃいけないと思います」と続けた。